開幕目前!『アンサンブルデイズ』の公開稽古をレポート
2026年3月19日から22日にかけて上演されるミュージカル『アンサンブルデイズ―彼らにも名前はある―』の公開稽古が行われ、そこには若手俳優たちの成長が色濃く表れていました。この舞台は、コクーン アクターズ スタジオの第2期生によって演じられ、名優・松尾スズキが書き下ろした新作です。
公開稽古の概要
稽古は、オーディション帰りの俳優たちが「BAR TORIDE」と呼ばれる場所でさまざまな人々と出会うシーンからスタート。全員で「番号で呼ばれるけど名前はある」と歌いながらのダンスは圧巻で、切実に夢を追い求める若者たちのエネルギーが感じられました。彼らは、まだ名もなき“アンサンブル”俳優たちですが、その情熱は舞台全体に溢れかえっていました。
また、演出を手掛けるノゾエ征爾氏との師弟関係にある第1期生たちが演じた公演とは一線を画し、全く異なる舞台美術が新たな魅力を醸し出すこととなりました。公開された場面からは、稽古を重ねてきた生徒たちの存在感や多様性が伝わってきます。
ノゾエ征爾演出家の言葉
公開稽古後には、ノゾエ氏と受講生たちが質疑応答に応じました。ノゾエ氏は、「受講生たちが日々少しずつ成長していることを感じます。舞台で生き始めている彼らのエネルギーが、観客にも伝わるはずです」と語り、その期待感を滲ませました。
また、受講生の代表である河内洋祐氏も、「講師の皆さんからの厳しいレッスンを通じて、舞台上で生きるという根本を学んできました。彼らの成長が作品に生かされるよう努力しています」と述べました。
情熱あふれる若者たち
稽古を共にしてきた20名の受講生たちは、様々な背景を持ちながらも、互いに励まし合い、良い関係を築いてきたことを明かしました。年齢も職歴も異なる彼らですが、「自分たちの作品にどう向き合っていくかを常に考えています」と語った尾崎京香氏の言葉には、団結力と情熱が感じられました。
今作『アンサンブルデイズ』は、松尾氏の「若者たちの青春」を切り取った作品で、単なる楽しいだけではなく、ダークな部分も描いています。
公演情報とチケット
公演は特別な場所であるBunkamuraシアターコクーンで行われます。チケットはすでに販売中で、全席指定となっています。公演の詳細やチケット情報は公式サイトをご覧ください。
最後に観客へのメッセージ
ノゾエ氏は最後に、「この公演を観ていただければ、彼らの今しかない瞬間を体感できると思います。ぜひこの機会に足を運んでください」と呼びかけました。若き才能たちの情熱溢れる舞台『アンサンブルデイズ』。その幕は、まもなく上がります!