観世井70周年特別版
2025-09-30 16:55:59

鶴屋吉信が誕生70周年!観世井紅白特別版の販売開始

鶴屋吉信の観世井70周年を祝福



京都に本店を構える和菓子の名店、株式会社鶴屋吉信が今年、創業70周年を迎えます。この特別な記念に合わせて、京都本店限定の伝統的銘菓「観世井」に特別な“紅白”風味の存在が加わります。販売は2025年9月30日から始まる公式オンラインショップを皮切りに、10月10日から本店店頭でも数量限定にて行われます。時を超えて愛され続けている「観世井」の新たな魅力をぜひお見逃しなく。

和菓子「観世井」の誕生秘話



「観世井(かんぜい)」は1955年に初めて世に登場して以来、70年もの間、多くの人々に愛され続けてきました。この銘菓は選りすぐりの小豆を使用し、職人が丹念に「小倉あん」に仕立てたものです。さらに、そのあんを型で抜き、特有の形状に整えることで、外観にも美しさを保っています。

観世井は、表面に軽く焼き目がついていてほんのりと香ばしさを感じさせつつ、中は柔らかな半生菓子へと仕上げられています。味わい深いあんの魅力を存分に満喫できる逸品であり、まさに和菓子の基本を体現した存在となっています。

観世井の伝説



観世井の名は、鶴屋吉信の近くに位置する「観世稲荷神社」に由来します。この神社の中に「観世井」という名の井戸があり、昔、天から龍が舞い降りたという伝説があります。その水は常に揺れ動き、波紋を描いていたことから、「観世水」として日本の古い文様のインスピレーションとなったと言われています。この伝説は、清らかさと変化に富んだ流れを象徴しています。

70周年を祝う特別な紅白版



70周年を記念して企画された特別版の「紅白観世井」は、お祝いの意味を込めた特別風味です。

  • - 観世井『紅(小倉あん)』:こちらは通常の「観世井」と同じく北海道十勝産小豆を使用し、そこに丹波大納言小豆を散らした豪華な仕上がりです。和菓子製造の職人たちがこのあんを完璧に仕上げるために、10年の修行を積むこともあります。

  • - 観世井『白(白あん)』:特別な『白』は、手亡豆を使用した白あんに、希少な備中白小豆を加えて仕立てられたものです。あっさりとした優しい味わいは、この記念企画でしか味わえない特別な体験となります。

井戸を模した特別な木箱も登場



これらの特別版は、観世井を象徴する井戸にちなんだ意匠の木箱にも魅力があります。杉板でできた18個入の木箱は贈り物にぴったりで、10個入や5個入はスチロール製のケースに入っており、手軽なお土産としても利用できます。ただし、5個入は本店のみでの取扱いとなりますので、注意が必要です。

まとめ



鶴屋吉信の70周年を祝うこの機会に、ぜひ特別版の観世井をお楽しみください。本店または公式オンラインショップでの購入が可能です。期間限定商品ですので、早めのチェックをお勧めします。さらに、10月下旬には焼菓子「紡ぎ詩」の特別版も登場予定です。日本の伝統と現代を織り交ぜた鶴屋吉信の魅力に、ぜひ触れてみてください。


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会社情報

会社名
株式会社 鶴屋吉信
住所
京都府京都市上京区今出川通大宮東入2丁目西船橋町340-1
電話番号
075-441-0105

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