新たなシェアオフィス支援
2020-06-30 11:03:22
JR東日本スタートアップと東京建物の新たなシェアオフィスでの成長支援の取り組み
JR東日本スタートアップと東京建物の新たなシェアオフィス支援
JR東日本スタートアップ株式会社と東京建物株式会社は、革新的なベンチャー企業を対象にしたシェアオフィスのメンタリングプログラムを開始しました。この取り組みは、単に物理的なスペースを提供するだけでなく、企業の成長を加速するための包括的なサポートを目的としています。
メンタリングパートナーに就任した背景
JR東日本スタートアップは、ビジネスモデルや技術が先進的なベンチャー企業との提携を通じて、社内の課題解決を図っています。これまで行ってきた「JR東日本スタートアッププログラム」は、その一環であり、2017年より開催されています。このプログラムは、実証実験を通じた協業を促進し、成功した事例が他の鉄道企業でも導入されるなど、スタートアップにとって有益なパートナーシップを構築しています。
一方、東京建物もシェアオフィスの運営を通じて、入居するスタートアップを育成し、周辺地域の活性化を目指しています。このシェアオフィスは、渋谷や六本木といった既存の集積地から東京駅周辺エリアへとスタートアップが移動する助けとなることを意図しています。しかし、入居企業が成長し、シェアオフィスから独立するためには、資金やビジネスの知識、ネットワークへのアクセスが必要です。このため、メンタリングパートナーとしてブラッククローキャピタルを迎えることになりました。
STARTUP STATIONの新たな価値
「STARTUP STATION」は、JR東日本グループの資源を活用してビジネス共創を実現する拠点です。この施設は、以下の4つの新たな提供価値を持っています:
1. STARTUP INVESTMENT
スタートアップに対して最大500万円の資金を提供し、実証実験を支援します。KPIを達成したスタートアップには、さらなる資本業務提携の機会が約束されます。
2. STARTUP STUDIO
入居企業にはオンライン配信設備が無償で提供され、営業活動やオンラインイベントの開催をサポートします。
3. STARTUP SUPPORT
事業戦略や法務関連に関する専門家からの無償サポートを受けることができます。
4. STARTUP PITCH
JR東日本グループの課題をピッチする定期的なオンラインイベントを開催し、スタートアップとの協業を促進します。
クロスブリッジトウキョウの取り組み
シェアオフィス「xBridge-Tokyo」も、新たに機能を強化することで、スタートアップの成長を加速します。こちらは設備の面で充実しており、共同で事業を進めるための環境が整っています。また、リモートワークに対応した郵便転送サービスも始まるなど、柔軟なサポート体制を整備しています。
まとめ
JR東日本スタートアップと東京建物の連携は、東京のスタートアップシーンにおいて、新たな価値を提供します。この取り組みにより、地域の活性化と日本経済の発展に寄与することが期待されます。スタートアップがこの支援を活かし、さらなる成長を遂げることを楽しみにしています。
会社情報
- 会社名
-
ブラッククローキャピタル合同会社
- 住所
- 東京都渋谷区千駄ヶ谷二丁目34番12号301号室
- 電話番号
-
080-7376-0144