ローデ・シュワルツ・ジャパンが展示する新たな技術
2026年7月28日と29日に、大阪のグランフロントで開催される「車載Ethernet 2026」において、ローデ・シュワルツ・ジャパン株式会社が先進的な車載試験ソリューションを展示します。この展示は、自動運転やADAS(先進運転支援システム)の進化による変化に応じたものです。展示内容には、ASA-ML(Automotive SerDes Alliance Motion Link)に準拠したカメラモジュールが使用され、その信号評価やデバッグ、コンプライアンステストのデモが行われる予定です。
ASA-MLとは?
ASA-MLは、自動車に搭載されるカメラやセンサーが取得したデータを車両内のコンピューターに高速かつ安定して送信するための通信規格です。この技術の重要性は年々高まっており、メーカー間での互換性を持たせるための共通インターフェースとしての役割を果たします。
近年、自動車に必要なカメラやセンサーの数は増加していますが、それに伴って伝送すべきデータ量も膨大になっています。これにより、高速な通信環境が求められ、開発者には信号品質の確認やデバッグ、規格への準拠性の検証が一層重要になってきています。
ローデ・シュワルツは、このニーズに応じた計測環境を提供し、初期段階の開発から規格準拠試験まで、全てをサポートします。
デモンストレーション内容
1. 実デバイスを使用したASA-ML信号評価・デバッグ
このデモでは、日本ケミコン社の開発したカメラモジュールを使用し、マイクロチップ社製のASA-ML対応半導体センサーから出力される信号を観測します。ローデ・シュワルツの高性能オシロスコープを用いて、実際の開発現場での信号品質の確認やデバッグの実プロセスを詳しく紹介します。高速な車載通信信号の観測により、開発段階における問題を早期に発見し、解決策を見出す手助けを行います。
2. ASA-MLコンプライアンステストの実施
さらに、ASA-MLに対応した評価ボードを使用することで、R&S®RTPオシロスコープおよびScopeSuite+ソフトウェアを使った試験デモも実施されます。ASA-ML規格に基づく試験項目を自動で実行し、その結果についてのレポート作成を行うことで、評価作業の効率化や試験結果の一貫性向上を実現します。
ローデ・シュワルツは、この展示を通じて、車載ネットワークの益々の高速化と高度化に対応し、信号評価やデバッグからコンプライアンステストまでを網羅した包括的な試験ソリューションを提供する意向を示しています。
展示会の詳細
- - 展示会名: 車載Ethernet 2026
- - 会期: 2026年7月28日(火)・29日(水)
- - 会場: グランフロント大阪 コングレコンベンションセンター
- - 出展内容: ASA-ML対応車載試験ソリューション、信号評価・デバッグ、コンプライアンステストデモ
関連リンク
企業情報
- - 日本ケミコン株式会社は、アルミ電解コンデンサで世界シェアを誇る企業であり、各種電子部品の製造・販売を行っています。
- - マイクロチップ・テクノロジー・ジャパン株式会社は、幅広い半導体ソリューションを提供し、市場における課題解決に取り組んでいます。
- - ローデ・シュワルツ・ジャパン株式会社は、計測及びネットワーク関連の分野で革新を追求するテクノロジー企業です。
今回の展示会を通じて、未来の車載技術を支える重要な試験ソリューションが紹介されることに注目です。