Malmeの新しい挑戦:BIM/CIMサービスデスクの開設
近年、デジタル技術の導入が進められる中で、建設業界もその波に飲み込まれています。そんな中、株式会社Malmeは新たに「BIM/CIMサービスデスク」を設立し、業界のDX(デジタルトランスフォーメーション)を加速させる支援を開始しました。このサービスは、主に建設コンサルタントや施工企業、さらに関連機関に向けて提供されており、BIM/CIM(Building Information Modeling/Construction Information Modeling)に特化した技術支援を行います。
BIM/CIMサービスデスクの特徴
このサービスデスクには、BIM/CIMの専門知識を持つ土木技術者が常駐しており、リアルタイムで疑問や課題に答える体制が整っています。使用できる機能としては、チャットでの問い合わせや、3Dモデルの画面共有ができるWeb会議システムがあります。これにより、物理的に離れた場所でもスムーズに情報共有が可能です。特に、点群データや3D設計モデルの利用といった、実務においては困難に感じられるポイントについて、丁寧なサポートを提供します。
技術者による広範なサポート
相談内容は多岐にわたります。特定のBIM/CIM業務に限定されず、業界全般に関する市場動向や人材育成、さらには適切なハードウェア・ソフトウェアの選定に至るまで、幅広い相談を受け付けています。これにより、顧客企業は自社のニーズに合わせた柔軟な対応を実現できるのです。
どのようなサポートが受けられるのか?
これまで寄せられた問い合わせの一例としては、「どういった技術提案ができるのかアドバイスを受けたい」、「BIM/CIM実施計画書の書き方を教えてほしい」、「3Dモデルの作成で困っている」など多岐にわたります。これら全ての質問に対し、土木技術者が直接対応するため、専門的なアドバイスや具体的な解決策を迅速に提供できます。
DX推進に向けた具体的取り組み
2023年度からBIM/CIMの原則適用が進むことを考えると、このサービスは特に重要です。多くの企業が経験しているように、社内でのデジタル人材育成は難しいのが実情です。それに伴い、外部業者に業務を委託する傾向が強まってしまいますが、Malmeのサービスを利用することで、社内における人材育成とノウハウの蓄積が容易になります。
このBIM/CIMサービスデスクを活用すれば、企業は外注費を抑えながら、効率的に社内の体制を整えることが可能になります。これからのBIM/CIM案件の増加に備えるためにも、ぜひこの機会に活用を検討してみてはいかがでしょうか。
株式会社Malmeの紹介
株式会社Malmeは、建設コンサルタント出身者によって設立されたスタートアップ企業です。創業以来、DXを支援するさまざまなサービスを提供しており、特に3D測量や3Dモデリング、ICT施工などの分野において豊富な経験を積んでいます。
会社情報:
- - 所在地:東京都中野区4-1-1 中野サンプラザ9階
- - 代表者:高取佑
- - 設立:令和3年2月
- - 事業内容:土木建設業へのDX技術サービスの提供
- - URL:Malme公式サイト
この新たな試みによって、Malmeは建設業界のさらなる成長に寄与し、「デジタル技術」と「建設」の融合を実現していくでしょう。顧客企業もこのサービスを通じて、自社の競争力を強化していくことが期待されています。