書体プロジェクト『真四角』
2016-08-01 07:50:01
江戸の伝統を現代に甦らせる書体プロジェクト『真四角』の魅力
江戸の伝統を現代に甦らせる書体プロジェクト『真四角』の魅力
江戸時代に生まれた「角字」を基にした書体プロジェクト『真四角』が、独自のアプローチで新たなクリエイティブな表現を広げています。このプロジェクトは、伝統的な書体を現代的にリデザインし、フォントだけにとどまらない多様なコラボレーションを模索するものです。
『真四角』のコンセプト
『真四角』は単なるフォントを超え、食器、雑貨、ファッション、アート、パフォーマンスなど異なるジャンルとのコラボレーションを通じて、さまざまな個性や愛着を生み出すことを目指しています。これにより、書体を使った新たなクリエイションの可能性が広がります。
プロジェクトでは、オリジナル商品やサービスの開発、様々なアーティストやブランドとの協業を計画中です。つまり、『真四角』という書体を一つの大きな「プロジェクト」として展開し、江戸の美意識を現代に持ち込もうという試みです。
オリジナルティーシャツ「情景ティーシャツ」の販売開始
『真四角商店』がオープンし、オリジナルTシャツの販売を始めました。第1弾となる「情景ティーシャツ」は、日本の言葉と色を使った「時間」や「天気」をテーマにした情緒豊かなデザインです。プレオーダー中は特別価格で提供しており、さまざまなサイズ展開もされています。この商品は、江戸時代の粋を現代のファッションに取り入れた試みで、多くの方に楽しんでもらいたいという想いが込められています。
江戸文字「角字」の歴史
元々『真四角』のルーツである「角字」は、江戸時代に半纏やのれんに使われ、人々の個性を表現するための重要なツールでした。そのデザインは、正方形のグリッドに基づくシンプルさと遊び心、そして美しさを兼ね備えています。この書体は、日本人が生み出した芸術作品の一つであり、現代においてもその魅力は色あせることはありません。
現代デザインとの融合
『真四角』の開発において、現代のデザイナーたちは「角字」の特性を巧みに引き継ぎ、11×11のグリッド上で新たな書体を生み出しました。このプロジェクトは、単なる文字の表現にとどまらず、アートやデザイン、さらには日常生活の中で新しい文化を生むことを目指しています。江戸の人々の生活様式を尊重しつつ、現代のニーズに応える形での進化を遂げています。
TOKYO DESIGN WEEK 2016出展
さらなる広がりを見せる『真四角』は、2016年10月26日から11月7日まで開催される『TOKYO DESIGN WEEK 2016』への出展が決まりました。この機会に、プロジェクトリーダーの山口真人がBS日テレに出演し、プロジェクトの魅力を紹介する予定です。これにより、多くの人々が『真四角』に触れ、興味を持っていただけることを期待しています。
参加と協業の募集
『真四角』では、新たなものづくりのパートナーを募集中です。漢字に特化したプロジェクトであり、独自の書体を通じてさまざまな表現を追求しています。ブランドやアーティスト、クリエイターとの協業を通じて、新しい価値を創出していくチャンスです。プロジェクトに興味がある方はぜひお声がけください。
このように『真四角』は、江戸の伝統を基にした現代の書体プロジェクトとして、新たな可能性を見出し続けています。江戸時代からの文化を大切にしながら、未来へとつながるアートの形を探求し、みんなで楽しめるものづくりを志向しています。
会社情報
- 会社名
-
株式会社アイデアスケッチ
- 住所
- 東京都渋谷区道玄坂1-10-8-1FPlug and Play Shibuya
- 電話番号
-
03-6803-8762