店舗販促の新サービス
2024-10-17 16:10:34

ONE COMPATHが新たにリテールマーケティングサービスを開始し、店舗販促を強化

ONE COMPATHが新しいリテールマーケティングサービスを始動



株式会社ONE COMPATH(ワン・コンパス)は、TOPPANグループの一員として、小売流通向けに新たに「リテールマーケティングサービス」の提供を開始しました。これは自社メディア「Shufoo!」の来店データを最大限に活用し、店舗販促特化型の広告運用を実現しようという試みです。この新サービスは、店舗単位のマーケティング支援も行うことを目的としており、メディアアロケーション(予算の最適化)を通じて企業の販促効果を高めます。

背景と現状の課題


近年の消費者の購買行動は多様化しており、小売流通企業は一人ひとりに対してより適切なコミュニケーションを行うことが求められています。そのため、デジタルマーケティングの重要性が増大しています。しかし、各企業が自社のファーストパーティーデータだけでは、新規顧客の獲得やロイヤリティ向上に苦労するケースも少なくありません。さらに、サードパーティークッキーの規制に伴い、従来通りのターゲティング広告が難しくなってきています。

そこでONE COMPATHは、Shufoo!の独自の来店データを駆使して広告運用を行うと同時に、「ビジットトラッキング」を使用した詳細な分析によるマーケティング支援を行います。これは顧客の来店行動を可視化するものであり、店舗の販促予算をより効果的に配分できるようにします。

リテールマーケティングサービスの特徴


このサービスでは、20年以上の小売企業における販促支援の経験をもとに、Shufoo!のチラシ閲覧者の来店計測が行われます。どの広告(チラシ)が、どんな属性の人に新規またはリピーターとして来店を促しているのかを分析することで、来店動向を可視化します。その結果、効果的なWeb広告運用を実施することが可能となります。これは広告施策の改善提案にもつながり、来店促進におけるメディアアロケーションの最適化が実現します。

デジタル販促の向上


リテールマーケティングサービスでは、Shufoo!の商圏設定や電子チラシの閲覧データをもとに、Web広告の配信エリアとターゲットを確認しながら、細やかな広告運用が行えます。来店効果の数値化によって、店舗ごとのデジタル販促の有効性を判別できます。この情報をもとにPDCAサイクルを回し、適切な広告運用が実現されます。

効果的な施策の実現


また、来店が可視化されることで、より高い効果を期待できる施策やクリエイティブの提案が可能になります。広告の運用実績と「ビジットトラッキング」の来店動向を統合し、店舗ごとに最適なマーケティング支援を行います。

今後の展望


ONE COMPATHは、流通企業に対して販促活動の支援を進めるだけでなく、データを起点とした分析によって、各企業に合わせた最適なマーケティング支援を展開していく方針です。この取り組みを通じて、今後も小売企業と消費者をつなぐ橋渡し役としての役割を果たしていくことでしょう。

Shufoo!について


「Shufoo!」は、国内最大級の電子チラシサービスとして知られ、毎月1,600万人以上が利用しています。全国の店舗のチラシを無料でチェックできる他、セール情報やクーポン、レシピなど、生活に役立つ情報が満載です。スマートフォンやPCなど、様々なデバイスに対応しており、多くの人に愛用されています。

会社情報


株式会社ONE COMPATHは、東京都港区に本社を置き、1997年に設立されました。代表取締役社長は早川礼氏で、従業員は143名(2024年4月1日時点)です。主なサービスには電子チラシ「Shufoo!」をはじめ、地図検索サービス「Mapion」、ウォーキングアプリ「aruku&」などがあります。


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会社情報

会社名
株式会社ONE COMPATH
住所
東京都港区芝浦3-19-26TOPPAN芝浦ビル
電話番号

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