認知症と共生社会
2024-08-08 14:48:57

認知症の方々が自分らしく過ごせる社会を目指して、共生に向けた新たな取り組み

認知症の方が自分らしく暮らせる社会の実現は、私たちが目指すべき重要なテーマです。ノックオンザドア株式会社は、東京都港区に本社を構え、難病や希少疾患を抱える方々のためのプラットフォームを開発・運営しています。本稿では、同社が2024年度も経済産業省の「オレンジイノベーション・プロジェクト」に参画することが決定した背景や取り組みについて深掘りしていきます。

オレンジイノベーション・プロジェクトとは


「オレンジイノベーション・プロジェクト」は、認知症の当事者が主体的に企業や社会との接点を持ち、彼らのニーズを形にした製品やサービスの開発を進めることを目的としています。このプロジェクトは、経済産業省と日本総合研究所の主導で行われており、「誰もが生きやすい社会」の実現を目指すとともに、当事者参画型の開発を広める活動です。ノックオンザドアは、このような社会的意義のあるプロジェクトに参加することで、当事者の声を実際のサービスに反映させることを使命としています。

2023年度の取り組み


昨年度、ノックオンザドアは当事者と共にサービスを開発することの重要性が評価され、オレンジイノベーション・プロジェクトの事務局に参加。20社以上の企業や団体と連携し、100名を超える当事者が安心してプロジェクトに参加できるよう各種支援を行いました。この努力により、認知症当事者と共に新たなサービスやプロダクトの企画を進め、実りある結果を得ることができました。

私たちは、当事者自身の声や体験が、どれだけ重要であるかを実感しました。このプロセスは、共生社会を築く上で欠かせないものであり、当事者のフィードバックを聞くことは、サービス開発の質を高めるための良い手段です。

2024年度への展望


2024年度も、ノックオンザドアは引き続きオレンジイノベーション・プロジェクトに参画します。今年度は昨年度の評価を受けてのことでもあり、大変光栄に思っています。これからも認知症当事者やその家族、支援者との対話を通じて、彼らの「自分らしい生活」を実現するための手段を追求します。私たちの目標は、ただ困難を解決するだけでなく、認知症の人々が満ち足りた生活を送れるようになることです。

ノックオンザドアは、今後も当事者のニーズに応えつつ、サービス開発とその実践に貢献していく所存です。本プロジェクトを通じて、より多くのひとたちが互いに支え合う共生の社会が実現できることを願っています。

会社概要


ノックオンザドア株式会社の詳細は、こちらのリンクをご覧ください。所在地は東京都港区芝浦1-1-1 浜松町ビルディング21階で、2018年に設立されました。代表取締役は林 泰臣氏で、主に患者やその家族に向けた支援プラットフォームの開発を行っています。


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会社情報

会社名
ノックオンザドア株式会社
住所
東京都港区芝浦1-1-1浜松町ビルディング 21階
電話番号
03-6820-0931

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