トムソン・ロイター株式会社、新社長に三浦健人氏が就任
トムソン・ロイター・ジャパンに新たな風
2024年7月、トムソン・ロイター株式会社(以下、トムソン・ロイター・ジャパン)は新しい代表取締役社長に三浦健人氏を迎えると発表しました。この発表は、日本法人がさらなる成長を遂げるための戦略の一環であり、特にコンテンツ主導のテクノロジー企業としての進化を目的としています。
新社長・三浦健人氏の経歴
三浦氏は東京大学工学部を卒業後、NTTに入社。その後、カーネギーメロン大学でMBAを取得し、日本マイクロソフトで上級管理職を務めました。また、Dellでは北アジア地域のセールスオペレーションを統括し、その後Appleに移籍。ここでApple Payの日本と韓国におけるカントリー・ディレクターとして活躍しました。トムソン・ロイター・ジャパンに加わる前は、Persefoniの日本法人でカントリー・マネージャーを務めていました。三浦氏は日本で生まれ育ち、米国での生活も経験していますが、ほとんどのキャリアを日本で過ごしてきました。
人事異動の背景
今回の人事異動は、ウエストロー・ジャパン株式会社との統合を受けたもので、トムソン・ロイターが持つコンテンツとテクノロジーの質をさらに高めるための重要な決定です。前社長のヨンソン・バン氏は、新たにアジア・新興市場部門のコーポレート・ディベロップメント地域責任者として、より広い役割を担います。バン氏も新しい職務に対し大きな期待を寄せられています。
ジャッキー・ローズ氏は、三浦氏がトムソン・ロイター・ジャパンの成長をリードすることに期待を寄せており、彼が持つリーダーシップが企業に明るい未来をもたらすと述べています。特に、日本市場でのビジネスを数多く手掛けており、高い評価を得ている三浦氏の手腕が注目されます。
新社長の言葉
三浦氏は新たに社長に就任することについて「トムソン・ロイター・ジャパンは、私が長い間敬意を抱いてきた会社であり、代表取締役社長に就任することを大変光栄に思います。世界トップクラスの人材、先進的なテクノロジー、未来を創る目的意識を兼ね備えているトムソン・ロイター・ジャパンを牽引すべく、日々尽力して参ります」と述べ、企業の成長を加速させるために取引先との信頼を強化し、より良いコンテンツとテクノロジーを推進していく意向を示しました。
トムソン・ロイターの概要
トムソン・ロイターは、信頼できるコンテンツとテクノロジーを統合し、個人や企業が正しい決定を下すための情報を提供するグローバルな企業です。法務や税務、会計、コンプライアンス分野において専門家や政府、メディアにサービスを提供しており、これからの情報社会において重要な役割を果たしています。ロイターは、ジャーナリズムとニュースを提供する世界最大級のプロバイダーとしても知られています。
今後、三浦新社長の下、トムソン・ロイター・ジャパンがどのような変化を遂げていくのか、ますます注目が集まります。
会社情報
- 会社名
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トムソン・ロイター株式会社
- 住所
- 東京都港区愛宕2-5-1愛宕グリーンヒルズMORIタワー10階
- 電話番号
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03-4520-1350