東京都内の自治体が新たに「Lorcle」に参加し地域情報を発信

東京都内の自治体が参加した地域情報アプリ「Lorcle」

2023年10月23日、地域情報を集約したスマートフォンアプリ「Lorcle」（ロークル）に東京都の5つの自治体が新たに加わりました。このアプリは、中日新聞社が運営しており、自治体やメディア、企業が地域の情報を発信できるプラットフォームとして注目されています。

新たに参加したのは、目黒区、世田谷区、渋谷区、足立区、江戸川区の5区です。これにより、東京都の自治体の参加数は96に増加したことになります。一方、港区や新宿区は自治体としての参加はしていませんが、地元企業やメディアが参加しているためサービスエリアとして利用可能です。また、東京都に住む人や関東地域の他県に住む人も、居住地を「東京都」や「関東」に設定すれば、このアプリを利用することができます。

「Lorcle」は、昨年4月に東海地方でスタートし、参加する自治体は年々増えています。地域の情報を集中管理し、住民へのお知らせや災害情報などをリアルタイムで届けられる仕組みが高く評価されています。アプリを通じて、新聞の地域ニュースと各自治体や企業の情報が組み合わさり、利用者は無料でさまざまな情報を手に入れることができるのです。

アプリの特徴的な点は、利用者が関心のある地域の情報も受け取れるというところです。これにより、レジャーやグルメ情報、イベント情報を地図で確認したり、プレゼントの情報などを得ることも可能なため、市民にとって有益な情報源となるでしょう。各自治体や企業は、それぞれのページを通じて身近な出来事やイベント、観光情報、手続き情報、さらには災害に関する緊急情報を発信していく予定です。これにより、地域の活性化も期待されています。

「Lorcle」は、エリアを順次広げていく方針であり、自主的に参加を決定した自治体や地域団体、事業者に対して専用ページを設け、その地域の情報をアプリに掲載する仕組みです。興味がある方は、公式サイトから気軽に相談することができます。

この地域情報アプリは、住民が日常的に必要な情報を得るための便利なツールとなっており、特に災害時には迅速な情報提供が求められます。「Lorcle」を通じて、地域住民が安心して生活できる環境を整えていくことが期待されます。ロークルのダウンロードは、スマートフォン専用アプリとして公式サイトやQRコードから行えます。ぜひ、この機会に地域の情報を効率的にキャッチアップしてみてはいかがでしょうか。