ライアットゲームズと幾田りらが新曲をリリース
米国のゲーム開発企業であるライアットゲームズは、日本法人が運営するオンラインゲーム「リーグ・オブ・レジェンド」に新しい風を吹き込むプロジェクトを発表しました。その中心にいるのは、人気音楽ユニットYOASOBIのikuraとしても知られるシンガーソングライター、幾田りらさん。彼女とのコラボレーションによるオリジナル楽曲「Here, Tomorrow」のメイキング映像が、公式YouTubeチャンネルで公開されました。
「Here, Tomorrow」の制作背景
この楽曲は、幾田りらさんが歌唱を務めるだけでなく、音楽制作にはBAFTA(英国アカデミー賞)を受賞した作曲家、Kevin Penkinが参加しています。彼は、『メイドインアビス』や『神之塔』などの楽曲で名を馳せており、そのクオリティは保証されています。「Here, Tomorrow」は、5月1日から始まるリーグ・オブ・レジェンドの新シーズン「精霊の花祭り 幽明の境」を盛り上げる作品であり、シネマティックムービーに採用されています。
幾田りらさんのインタビュー
幾田りらさんにインタビューを行ったところ、楽曲の中で特にこだわったフレーズについて話を伺いました。彼女が注目していたのは、コーラス2の後に登場する「Can’t you hear the call」という部分。ここでは感情の高まりをしっかりと詞に乗せることを意識して、何度もテイクを重ねて最高のパフォーマンスを目指したそうです。彼女は「皆さんの感情も一緒に高ぶっていくようなところになったらいいな」と、聴く人を想う気持ちを表現してくださいました。
また、日本のリーグ・オブ・レジェンドファンに向けて「この楽曲がみんなの愛によってさらに深まることを願っています」と語りかけ、ファンとの強い結びつきを感じさせるメッセージを届けてくれました。
シーズン2「精霊の花祭り 幽明の境」について
「ここ、Tomorrow」のリリースに合わせて、リーグ・オブ・レジェンドは新たなシーズンモデルとして「精霊の花祭り 幽明の境」を発表します。このシーズンでは、ゲームプレイや新チャンピオン、スキン、メタゲームなど、さまざまな体験がテーマに沿って展開されます。新たに導入されたシーズンモデルでは、プレイヤーがより多様な楽しみを得られる内容となっているので、注目が集まります。
ライアットゲームズは、プレイヤーの体験を重視し続け、ゲームだけでなく音楽やアニメといった多様なコンテンツを通じてもファンとのつながりを深めています。たとえば、彼らが製作したエミー賞受賞アニメ『Arcane』は、世界中の視聴者に広く受け入れられ、多くの話題を呼びました。
今後の展望
これからもライアットゲームズは新たな仲間とのコラボレーションや、音楽、映像、ゲームを通じて独自の世界観を広げていくことが予想されます。「Here, Tomorrow」はその一環としての重要な作品と言えるでしょう。ゲームファンだけでなく、音楽ファンにとっても見逃せない楽曲となりそうです。ぜひ新しいシーズンの「リーグ・オブ・レジェンド」を楽しみながら、幾田りらさんの素晴らしい歌声を堪能してください。