イタリア発の革新的な照明ブランド「Viabizzuno」が、待望の日本市場に上陸します。このブランドは「progettiamo la luce」、つまり光をデザインすることを理念に掲げ、建築と照明の融合を通じて新しい空間の価値を提供しています。1994年にボローニャで創設されて以来、Viabizzunoは世界の著名な建築家たちに愛用され、その製品は数多くのハイブランドや建築プロジェクトに選ばれてきました。
「建築は光によって完成する」という言葉は、Viabizzunoの創設者マリオ・ナンニが常々口にする思想であり、照明が空間の一部として機能することを強調しています。それゆえ、このブランドの製品は、光と影のデザインを基に開発されており、空間に自然に溶け込んでいくのです。
今回、Viabizzunoの日本での総代理店となる「Viabizzuno Partner Tokyo」が設立され、2025年2月には東京・江東区にてショールームラボをオープンする予定です。このショールームラボは、単なる展示スペースに留まらず、昼間はViabizzunoの世界観を感じられる場として機能し、夜間はレストランとして来訪者を迎えます。こうしたユニークな体験を提供することで、光、建築、食文化の交差を楽しむことができる新たな発信地として注目されています。
ショールームの外観は洗練されたデザインで、内装施工はZION INC.が担当します。そして、照明制御に関してはルートロンアスカ株式会社との協力のもと、技術的な面でも特別な工夫が施されます。
この新しい空間は、2025年1月に先行してオープン予定のレストラン「TSUKUMOMO」にも関連しており、季節感を大切にした料理が提供されます。レストランの営業時間は主に夕方から深夜までですが、週末にはランチタイムも用意されています。予約が推奨されており、訪れる人々にとって特別な体験を提供することでしょう。
Viabizzuno Partner Tokyoの運営はTDX株式会社が行い、日本市場における価値の創出を目指します。ブランドの管理や営業活動には株式会社LIGHT & DISHESが関与し、ショールームの運営なども担当しています。特に同社の代表である谷田宏江氏は、日本国内での照明の重要性を強く認識しており、今後の日本の建築シーンにおいてViabizzunoが持つポテンシャルに期待を寄せています。
Viabizzunoが日本に持ち込むのは、単なる照明のデザインだけでなく、建築と光の新たな可能性を提案する文化的な潮流です。これを通じて、 日本の日常生活の中に、より豊かで深い空間的な体験を提供できることを目指しています。
このように、Viabizzunoは日本市場で新たな光の風を吹き込み、私たちの住環境やライフスタイルに新しい価値をもたらすことが期待されます。今後の展開に目が離せません。