サントピアワールドが挑む「ぎりぎりアトラクション！」の魅力とは

サントピアワールドが挑む「ぎりぎりアトラクション！」

新型コロナウイルスがもたらした影響で、遊園地も例外ではありませんでした。新潟に位置する老舗の遊園地、サントピアワールドは、経営の危機に直面しました。しかし、支援者たちの心強い後押しを受け、クラウドファンディングを通じた運転資金の確保に成功したのです。その結果、遊園地の存続が実現しました。これからの運営は決して平坦な道のりではありません。再開後は週末のみの営業を余儀なくされ、来年の見通しも立たない中で、サントピアワールドは新しい取り組み「ぎりぎりアトラクション！」を始めることとなりました。

ぎりぎりアトラクションの概要

この新しい企画は、既存のアトラクションに独自のアレンジを加え、様々な意味で「ぎりぎり」の体験を提供するものです。イベントは2020年10月3日から11月29日までの期間中、週末のみの営業で実施されます。冬季は積雪の影響で閉園が決まっており、運営には厳しい状況が続いています。この状況をふまえ、サントピアワールドは楽しい体験で来場者を迎え入れたいと考えています。

特徴的なアトラクションのラインナップ

第1弾「爆速メリーゴーランド」(10月3日～)
このアトラクションは、ただのメリーゴーランドではありません。最大スピードで回転する「爆速メリーゴーランド」は、さらなるスリルと興奮を提供します。スピード感を楽しみながら、動きの限界を味わえる、初心者から上級者まで楽しめるアトラクションです。

第2弾「エアエアポート」(10月10日～)
カフェテリアに特設した空港アナウンスは、訪れる人に旅の雰囲気を思い起こさせる仕掛けです。アナウンスが流れる中、カフェはまるで休日の空港のよう。目を閉じれば、そこは夢の空の旅へと誘います。

第3弾「瞑想大観覧車」(10月17日～)
大観覧車の特定のゴンドラに暗幕がかけられ、視界ゼロの状態で行う「瞑想体験」。瞑想のための空間は、観覧車が提供する新たな形のエンターテイメントです。自分自身と向き合う貴重な時間を体験できます。

第4弾「ルーレットエレファント」(10月24日～)
人気の「スカイエレファント」が特別なルーレット機能を搭載。自分の選んだエレファントが当たりとなった場合には、オリジナルステッカーがプレゼントされる新たな楽しみが増えます。

第5弾「カレーなるモンスターの館」(10月31日～)
「怪奇モンスターの館」がカレーの香りに包まれることで、食欲と恐怖が交錯する新歌体験。サントピアワールドならではのユニークなエンターテインメントとして、他では味わえない感動が待っています。

クラウドファンディングの成功

今回の「ぎりぎりアトラクション！」の実現には、クラウドファンディングの活用が大きく寄与しました。「CAMPFIRE」を通じて運営資金を募った結果、5000万円を目標に立て、約5500万円の支援金を集めることができました。多くの人々の温かい支援によって、サントピアワールドは再び活気を取り戻すことができたのです。