食用コオロギ提携
2020-03-30 10:30:13

食用コオロギをより身近に、BugMoと旭合同が提携を発表

食用コオロギをより身近に。



2020年3月30日、株式会社BugMoが旭合同株式会社との資本および業務提携を発表しました。この協業は、食用コオロギの国産化を目指し、食品市場に新たな風を吹き込むものとなるでしょう。

提携の背景



日本における食品のサプライチェーンは非常に長く、複雑であることが多いです。特に、まだ一般的には十分に認知されていない食材、つまり「昆虫」に焦点を当てることは挑戦に満ちています。しかし、食用コオロギは栄養価が高く、美味しさも兼ね備えていることから、その位置づけを変えるチャンスがあります。BugMoは、高品質な食用コオロギを養殖・生産するテクノロジーを持っていますが、旭合同との提携により、より効果的に市場を開拓していきます。

特に、日本では食品の安全性や品質が求められるため、慎重なコミュニケーションとマーケティングが必要不可欠です。旭合同の持つ経験やノウハウを活かすことで、バランスの取れたサプライチェーンを築くことが可能になります。これにより、多くの消費者に安全で高品質な食用コオロギを提供することができるのです。

提携内容



今回の提携により、旭合同はBugMoの食用コオロギの生産・加工において品質管理のサポートを行います。また、健康食品市場や一般食品市場への研究開発やマーケティングも支援する予定です。これにより、BugMoは新たな市場を開拓し、食用コオロギ粉末をはじめとする製品を幅広く展開できるようになります。

双方の期待



旭合同の塩野忠人代表取締役は、BugMoの理念に共感しており、その技術力や発想力と自社の販売力を組み合わせることで新たな市場を生み出すことに期待を寄せています。このような協力関係を通じて、食用コオロギがより多くの人々に届くことが期待されます。

BugMoの最近の取り組み



BugMoは最近、野村アグリフォーラムのスタートアップピッチでN-Village賞を受賞し、一定の注目を集めました。また、千葉県市川市において「コオロギ粉末の経口摂取による腸内環境改善効果の実証」プロジェクトを進めたり、大阪市港区での食品廃棄の食用昆虫による再資源化プロジェクトにも取り組んでいます。これらの取り組みが、食用コオロギの普及にどう寄与するか注目されます。

おわりに



BugMoと旭合同株式会社の提携をきっかけに、少しずつ食用コオロギの市場が形成されていくことが期待されます。日本の健康食品市場に新たな風を吹き込み、食生活をより豊かにするために、両社の動きから目が離せません。

会社情報

会社名
株式会社BugMo
住所
京都府京都市上京区甲斐守町97西陣産業創造會舘2階
電話番号
075-417-0115

関連リンク

サードペディア百科事典: 京都府 京都市 BugMo 食用こおろぎ 旭合同

Wiki3: 京都府 京都市 BugMo 食用こおろぎ 旭合同

トピックス(エンタメ)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。