新たな作業負荷改善コンサルティングのご紹介
深刻な人手不足という現状を抱える日本の労働市場。特に腰痛や上肢障害といった労働災害は、働く人々や企業にとって重大な課題となっています。これを受けて、株式会社バイオネット研究所は、東京都立大学の名誉教授である瀬尾明彦氏を技術顧問に招聘し、新たに「作業負荷改善コンサルティング事業」を2023年4月1日に開始することとなりました。
技術顧問の役割と背景
瀬尾氏は、過去30年にわたって職場における作業負荷の評価と改善法に関する研究に尽力し、多くの企業に実績を築いてきました。彼の豊富な経験が、この新事業に活かされることに期待が寄せられます。具体的には、作業者の腰痛や上肢障害を軽減するための効果的な改善策を提案していきます。
定量的評価による持続可能な労働環境の実現
現在、労働者不足が深刻化し、高齢者が働く場面が増えてきました。それに伴い、無理のない作業管理が求められています。それには、国際的に認められた評価手法を用いて、科学的に作業を見直していく必要があります。バイオネット研究所では、定量的な評価法を基にした作業改善を通じて、持続可能な労働環境を作り出すことを目的としています。
作業負荷改善コンサルティングの概要
このコンサルティング業務の流れは、以下のステップで体系化されています。
1. 対象作業と評価手法の決定
まず、現場の作業工程を確認し、適切な評価法を選択します。不自然な姿勢や重量物の取り扱いに対して、専門的な指標を用います。具体的には、OWASやREBA、RULA、JIS Z8505-1、NIOSHの評価法などが使われます。
2. 作業負荷評価計測の実施
選定した評価法に基づいて対象作業について計測を行います。計測は、貴社の現場で実施されることもあれば、弊社で行われることもあります。
3. 解析結果と改善提案の提供
計測結果を詳細に解析し、報告書を作成します。報告書には、現在の作業負荷レベルや評価が示され、負荷を軽減するための具体的な方法や作業環境の改善案が提案されます。改善案では、設備や機器の活用方法についてもおすすめします。
このサービスの対象は、作業管理と作業環境の改善です。従って、個人の健康管理に関する指導は含まれていません。
コンサルティングの流れ
コンサルティングは、以下の4つのステップで進行します。
お客様の課題を抽出し、対象作業を選定します。
コンサルティング業務内容の提案書と見積書を提出し、契約します。
対象作業シーンのデータを計測します。
測定データを解釈し、報告書と改善提案書を納品します。
結果を重視した提案を
バイオネット研究所では、WEB会議を通じてお客様の問題をしっかりと理解し、最適なプランをご提案いたします。納品物には「作業負荷解析報告」や「改善提案書」が含まれ、具体的な解決策を提供しますので、ぜひ気軽にお問い合わせください。
瀬尾明彦氏の経歴
瀬尾氏は、広島大学医学部で公衆衛生学を学んだ後、福井医科大学の助教授、東京都立大学システムデザイン学部教授を経て、現在に至ります。彼の専門は産業人間工学であり、認定された人間工学専門家です。彼が手掛けるエルゴノミクス(人間工学)は、ものづくりの現場において、科学的根拠に基づいた作業改善を進める重要な役割を担っています。悪化する人手不足の中、腰痛などの障害防止に向けた具体的な施策をこのコンサルティングサービスを通じて実施していきます。