アラレグミ初の個展「AUGMENTED MATERIALS」開催
新進アーティストチーム、アラレグミによる初の個展「AUGMENTED MATERIALS」が、東京・根津に位置するGallery KINGYOで行われます。2020年1月のこの展示会は、次世代アーティストを応援するために、Gallery KINGYOとgallery neo_が共同で企画した特別なイベントです。
Gallery KINGYOとgallery neo_の役割
Gallery KINGYOは、現代美術を中心に、幅広いアーティストの作品を紹介する場として知られています。特に、若手アーティストの支援に力を入れており、様々なジャンルの作品が集まる場所となっています。一方、gallery neo_は、従来のホワイトキューブの概念を超え、地域社会の中でアートの触れる機会を提供することを目的に活動しています。こうしたコンセプトのもと、アラレグミが目指す新たな表現の場を提供しています。
アラレグミとは
「アラレグミ」という名は、日本の伝統的な木工技法「アラレ組み」に由来しています。この技法は、木を組み合わせて立体を形成する作業で、各構成要素が一つの形に結びつく過程を表現しています。アラレグミは、デザイン、アート、クラフトのエキスパートが集まったチームです。各メンバーは、自らの特技を生かし、さまざまな素材や手法を駆使して新しいアート表現に挑戦しています。
展示内容について
「AUGMENTED MATERIALS」では、メンバーの個々のクリエイティビティを活かした作品が多数展示されます。具体的には、電子制御を取り入れたガラスモビール、イラストと映像が融合したインタラクションアート、最先端の印刷技術を駆使したグラフィック作品などが揃います。また、伝統的な一合升を利用した作品の展示や、そのオリジナル版の販売も企画されており、来場者にユニークな体験を提供します。アラレグミのメンバーたちがどのように素材に向き合い、思考を広げているのかをぜひ確認してみてください。
アラレグミメンバーの紹介
アラレグミは、以下のような多彩なメンバーから構成されています。彼らはそれぞれ異なる専門分野を持ち、チームとして新たな表現に向けて活動しています。
- - 大井 直人(インターマテリアルデザイナー): デジタルファブリケーションツールを駆使した多様な素材によるプロトタイプ制作を手掛けています。
- - 大川 真紀(イラストレーター): デジタル・アナログ両方のイラストを制作し、人物をテーマにした作品で知られています。
- - 大図 岳(デバイスアーティスト): テクノロジーとアートを融合させたメディアアートを得意とし、「立体作品」の生成にも取り組んでいます。
- - 吉村 勇紀(グラフィックデザイナー): 繊細なデザインが特徴のグラフィックデザイナーで、華道を基にした作品も手掛けています。
多様なバックグラウンドを持つアラレグミのメンバーたちが、どのようにアートを通して表現と結びつきを求めているのか、見逃せません。
詳細情報
展示会場は、東京都文京区千駄木に位置するGallery KINGYOです。お問合せは、050-7573-7890まで。さらに、展示会の詳細については、
Gallery KINGYOの公式サイトで確認できます。アラレグミの鮮烈なアート体験をぜひお見逃しなく!