『TRACERY』の新機能とそのメリット
株式会社ビープラウドが提供する開発ドキュメント支援SaaS『TRACERY(トレーサリー)』において、待望の同時編集機能が導入されました。この機能はすべてのプランで利用可能であり、特にチーム開発を行う環境において、生産性の向上に寄与します。
同時編集機能の詳細
同時編集に対応した新機能は主に以下の2つです。
1.
作図機能
2.
ER図(データベース管理機能)
作図機能
開発ドキュメントにおいて図を作成することは非常に重要です。要件定義書のフロー図や詳細設計書のクラス図・シーケンス図など、さまざまな図が必要とされます。このため、TRACERYには図をシームレスに作成し、文書に埋め込むことができる作図機能が備わっています。この機能によって、文書中の図がどこで作成されたかを把握することが容易になり、更新の手間も最小限に抑えられます。
新たに加わった同時編集機能により、複数のユーザーが同時に図を作成することが可能になりました。作業を行っている間は、カーソルやヘッダーに同時に作業をしているユーザーの情報が表示され、リアルタイムでの協力が可能です。また、作成中の図については自動保存機能も搭載されており、編集内容を失う心配がありません。
ER図
『TRACERY』のもうひとつの強力な機能がデータベース管理機能です。この機能では、データベースのテーブルを定義し、カラムに型情報を設定することができます。さらに、データベース管理機能で作成した情報は、ページや図、GitHubのIssueなどで共有でき、情報のつながりを可視化することが可能です。
今回のアップデートにより、ER図を開いている場合、データベース管理における更新が即座に反映されるようになりました。これにより、作業者はいつでも最新の情報をもとに作業を行うことができます。
TRACERYとは?
『TRACERY(トレーサリー)』は、要件定義から開発までの一連のプロセスをつないでシステムの品質を向上させるための支援SaaSです。2006年からのノウハウをもとに、トレーサビリティや情報の追跡性を重視して開発が進められています。様々なプロセスでの情報の共有ができ、必要な情報にアクセスしやすくすることで、チーム内でのコミュニケーションやコラボレーションを促進します。
TRACERYの活用
TRACERYは受託開発や技術コンサルティングでも活用されており、その効果的な機能はプロジェクトの品質向上に貢献しています。また、TRACERYの提供する情報もオウンドメディア『TRACERY Lab.(トレラボ)』で紹介されており、システム開発における各種の手法や課題解決策についての情報が発信されています。
会社情報
株式会社ビープラウドは、受託開発や自社サービスの提供を通じて、デジタル化社会に価値を提供することをミッションとしています。エンジニアリングに加え、知見の共有や技術コミュニティの形成にも力を入れており、Python言語に特化したオンライン学習サービスや各種イベントの支援にも取り組んでいます。詳しくは公式ウェブサイトをご覧ください。