スマホで簡単に行政手続きが行える電子証明書サービスのご紹介

デジタル時代の必需品！スマホ用電子証明書の全貌

デジタル庁が推進する『スマホ用電子証明書搭載サービス』は、マイナンバーカードの保有者が、スマートフォンを使って各種行政サービスを利用できる新しい仕組みです。このサービスは、未来のデジタル社会に向けた重要な一歩として位置づけられています。

スマホで手続きが可能に

このサービスを利用することで、ユーザーはマイナポータルアプリから、自分のスマートフォンに電子証明書を搭載することができます。これにより、従来はマイナンバーカードを用いなければならなかった手続きが、スマートフォン単体で完結することができるのです。例えば、子育て支援や引越し手続きのオンライン申請が可能になります。

サービスの拡大

スマホ用電子証明書を利用できるサービスは今後も順次増えていく予定です。2023年には、銀行や証券口座の開設、キャッシュレス決済の申し込みなど、民間サービスとの連携も進む見込みです。また、2023年12月20日からは、各種証明書をコンビニエンスストアで取得できる『コンビニ交付サービス』の提供も開始されます。

利用手順

スマートフォンで電子証明書を利用するための手続きは簡単です。まず、マイナポータルアプリを起動し、指示に従って電子証明書の申し込みを行います。現在、Android端末のうち約200機種に対応しており、iOS版のリリースも2024年の春に予定されています。この利便性は、多くのユーザーの生活を大きく変えることでしょう。

高いセキュリティを確保

スマホ用電子証明書は、スマートフォン内の『GP-SE』という安全な領域に保管されており、非常に高いセキュリティが確保されています。プライバシーに関わる情報はスマートフォンの内部には記録されず、必要最小限の情報のみが格納される仕組みになっています。また、万が一紛失した場合でも、暗証番号が設定されているため、不正利用を防ぐことができます。