ゴールドウイン、リペア受付をインターネットに統一しサービス向上

ゴールドウインがリペア受付をオンラインに統一

株式会社ゴールドウインが、2024年10月1日（火）より、リペアサービスの受付方法を全てインターネットに移行すると発表しました。この変更は、リペアサービスの向上を目指すもので、現在、同社のリペアセンター（富山県小矢部市）で扱っているブランド製品の修理が対象となります。これに伴い、店頭での修理受付は2024年9月30日（月）をもって終了します。

リペアセンターでは、過去数年間、製品の寿命を伸ばすために、購入後の修理依頼が急増しています。特に2023年度には約24,000件の修理が行われ、前年の120％増となります。この背景には、環境への配慮が高まっていることが影響しており、消費者の長期使用のニーズが反映されています。こうした状況を受けてゴールドウインは、リペアスタッフの増員や納期短縮に取り組み、より一層のサービス拡充を図ってきました。

オンライン受付の利便性

インターネットからの修理申込は24時間、全国どこでも可能です。また、修理の進捗状況もオンラインで確認でき、完了した製品は登録住所に配送されるため、利便性が向上します。これまでの店舗での申し込みは終了しますが、インターネット申し込みや他の登録方法に関するサポートは、引き続き各直営店舗で行われます。

常設型リペアサービスの新設

さらに、2024年9月20日（金）には「THE NORTH FACE＋グランフロント大阪」店内に、国内で2カ所目となる常設型リペアサービス、"REPAIR"が新設されます。このサービスは、リペアクラフトマンが常駐しており、持ち込まれた製品をその場で確認し適切なリペア方法を提案します。リペアサービスは、製品の状態に応じて対応が異なるため、事前予約が必要です。

なお、リペアサービスはゴールドウインが展開する複数のブランドに対応しています。具体的には、ザ・ノース・フェイス、ヘリーハンセン、アイスブレーカーなど多岐にわたります。

環境に配慮した取り組み

ゴールドウインでは、持続可能なライフスタイルの提案を行っています。「モノづくり、コトづくり、環境づくり」の理念のもと、スポーツやアウトドアを楽しむ消費者に寄り添った製品を提供し、環境負荷をできるだけ減らす努力をしています。リペアサービスの充実もその一環であり、消費者が製品を大切に使ってくれることを願っています。

詳しい情報やリペアの申し込みは、ゴールドウインの公式サイトをご覧ください。今後はより便利でスムーズなリペアサービスを実現するため、さまざまな取り組みを進めていく予定です。