SMNが提供する新しいリテールソリューション「UREMIRU」
2023年、SMN株式会社(本社:東京都品川区)は、小売業に特化した新しいリテールソリューション「UREMIRU(ウレミル)」を発表しました。このサービスは、顧客の購買データを分析することで、広告施策と店頭売上の関連を見える化し、マーケティングのPDCAサイクルを支援します。
現状の小売業における課題
現在、EC化率が約10%にとどまる日本の小売市場では、依然として多くの消費が実店舗で行われています。この背景から、購買データを活用した「リテールメディア」が注目されていますが、実際には組織分断やKPIの不整合がその活用を妨げているのが現状です。たとえば、広告を管理する部門と販促を担当する部門の役割が明確に分かれているため、投資効果の明確な測定が困難になっています。
「UREMIRU」がもたらす変化
「UREMIRU」は、リテールメディア活用を促進するために設計されたソリューションです。具体的には、次の主要機能を提供します:
- - 顧客分析からのプランニング:消費者の購買履歴に基づくターゲティングと最適なメディアプランの提案
- - 購買リフトの可視化:購買データを元に、広告が実際に店舗売上にどのように寄与したかを分析
- - PDCAサイクルの支援:分析結果を基に、次回のキャンペーンに活かすための具体的な改善提案
このソリューションにより、異なる部門間で共通の指標を持つことが可能となり、施策の振り返りを効果的に行うことができます。これによって、次回の施策をより効果的に改善し、最終的には実店舗での売上増加を目指します。
幅広いメディアへの対応
「UREMIRU」は、ソニーグループのAI技術を駆使した消費者の感性分析や、SMNが提供するアドプラットフォーム「Logicad」を活用し、様々なメディアを統合して管理することが可能です。これにより、テレビCMやデジタル広告を横並びで比較し、それぞれの効果を可視化することができます。これまで難しかったメディアごとの投資対効果の把握が、同一指標で実現できるのです。
簡易版「UREMIRU light」も同時発表
さらに、SMNは広告主のニーズに応え、簡易版の「UREMIRU light」も提供しています。これにより、コストを抑えた形でテレビCMやデジタル広告の効果を迅速に可視化することができます。この機能は、中小規模の企業にも最適な選択肢となるでしょう。
今後の展望
SMNは、「UREMIRU」を通じて、マーケティングに関する企業の課題を解決するためのサポートを強化していく方針です。広告の配信だけでなく、店舗での顧客理解や効果の可視化、次の施策の具体化を一貫して支援し、ブランドの認知拡大と売上増大に貢献していくことでしょう。顧客に対し、一歩先を行くマーケティングを提供するため、さらなるサービスの拡充が期待されます。
SMN株式会社について
SMN株式会社は、2000年に設立され、ソニーグループの技術を基にしたマーケティングテクノロジー事業を展開しています。ビッグデータ解析やAI技術を駆使し、さまざまな課題に対して先進的な解決策を提供しています。詳細は公式ウェブサイトで確認できます。