2026年調査:eスポーツ観戦の意向と参加動向
2026年6月、株式会社クロス・マーケティングが日本全国の15歳から69歳の男女1,918名を対象に行った『ゲームに関する調査(2026年)eスポーツ編』の結果が発表されました。この調査では、eスポーツに対する認知度、観戦・視聴経験、参加経験、さらには今後の観戦・視聴意向について詳しく分析されています。
調査結果の概要
まず、eスポーツの観戦や参加経験に関するデータが注目されます。月に一度以上ゲームをプレイする人々のうち、eスポーツを知っている方での調査結果は、eスポーツ大会に参加したことがあると答えた人はわずか3%、観戦・視聴経験がある人は17%で、合計すると20%が何らかの形でeスポーツに関与していることがわかります。しかし、これは昨年に比べやや低下しており、特に20代から30代の世代では、この割合が30%に達しています。
ジャンル別の傾向
次に、eスポーツ大会の観戦経験が高いジャンルに注目すると、「シューティング」「格闘ゲーム」「パズルゲーム」「レーシングゲーム」が人気であることが示されています。特に「シューティング」と「格闘ゲーム」は根強い人気を誇っていますが、「格闘ゲーム」の観戦数は少し減少傾向にあるというデータも確認されました。
大会への参加が多いジャンルでは、同じく「シューティング」「格闘ゲーム」に加え、「デジタルカードゲーム」もランクインしました。興味深い点は、参加者が複数のジャンルに参戦していることが考えられることです。
ゲームタイトルの認知度
調査では、参加者に思い浮かぶeスポーツゲームタイトルを尋ねたところ、「ストリートファイターシリーズ」が158人に認識され、「Fortnite」が126人、「Apex Legends」が94人と、多くのユーザーが特定のタイトルに強い印象を持っていることが示されました。特に15歳から19歳の層では「Fortnite」や「VALORANT」の認知度が突出して高い結果となりました。
観戦・視聴の未来
今後のeスポーツ観戦・視聴に関する意向については、40%の人々が関心を持っていることが判明しました。観戦したい大会や配信のタイプを尋ねたところ、最も多かったのが「世界大会・国際大会」で36%、次いで「国内の大規模大会」31%、インフルエンサーや配信者主催の大会は29%、プロ公式リーグは28%と、多様な観戦希望が寄せられています。
調査の背景
この調査は、インターネットを通じて全国47都道府県の15歳から69歳の男女を対象とし、コンシューマーやスマホゲームを月に1回以上プレイする人々を重視しました。調査手法には、5年間にわたる継続的なデータ収集の結果が含まれており、若年層のeスポーツ市場への関心がこれからも注視されることが期待されます。
まとめ
eスポーツは今後も進化し続け、特に観戦・視聴の機会は拡大の一途を辿ると考えられます。消費者の興味を引くために、さらなるイベントや戦略が求められることに違いありません。観戦意向の高まりを受けて、今後も組織や企業が新たな取り組みを行うことが予想されます。