新たな読書体験を提案する「GEKIRYO BOOKS ALTERNATIVE」
東京都世田谷区に本社を置く株式会社逆旅が、新しい出版レーベル「GEKIRYO BOOKS ALTERNATIVE」を立ち上げました。このレーベルは、従来の出版スタイルにとらわれず、著者の思い描く世界観を自由に表現する場を提供することを目指しています。初回作品として、体験作家アメミヤユウの著書『ワールドラインズ 体験できる世界観のつくり方』が2026年9月9日に発売予定です。
「GEKIRYO BOOKS ALTERNATIVE」とは?
新レーベルの理念は、「もうひとつの選択肢」というコンセプトに基づいています。著者がこだわる点や表現方法が、未来の文化の礎となる可能性を秘めています。株式会社逆旅は、これまで絵本やエッセイ、ノンフィクションなど幅広いジャンルで活動してきましたが、この新レーベルでは音楽や体験など、紙の本の外側にも目を向け、読者に新しい楽しみ方を提案しています。
アメミヤユウは、「体験小説」という新たな形態を確立し、自身の作品をさまざまな体験に発展させてきた作家です。彼の過去10年間の創作活動を基にして、『ワールドラインズ』は読者が実践しながら学べる内容となっています。
本書『ワールドラインズ』の魅力
『ワールドラインズ』では、アメミヤ自身の創作哲学を全三幕に分けて体系化されています。古今東西の知恵を融合し、読者が「正解よりも自分の世界観」を持つことの重要性を伝えています。特に注目すべきは、読書をする過程で五感を活用するための12のワークが盛り込まれている点です。これにより、一般的な「読む」という行為にとどまらず、体験を通じて文学を感じることが可能です。
さらに、著者のために作曲された読書用楽曲5曲とともに進めることができ、ページを切り取るなどのインタラクティブな仕掛けが施されています。
「踊れる文学」イベントの開催
新レーベルの立ち上げに伴い、アメミヤユウ著の『ワールドラインズ』を取り扱う書店で、「踊れる文学」という音楽と読書が融合したイベントも企画されています。このイベントは、専用のワイヤレスヘッドホンを使用し、周囲からは無音に見えるサイレントフェスの形式をとることで、静けさと熱狂が共存する新しい体験を提供します。
初回の開催は2026年9月26日、神奈川県真鶴町の道草書店にて実施予定です。参加費は1,000円で、事前申し込みが必要となっています。書店には、イベント開催にかかる通常60万円の制作費が無料で提供され、出張も可能です。さまざまな場所でこのユニークな読書体験を楽しんでもらえる機会を創出する予定です。
体験作家アメミヤユウについて
アメミヤユウは、日本における体験文学の先駆者の一人であり、さまざまなメディアでその活動が評価されています。彼の代表作には、AIが神となった世界や、人が植物に輪廻する様子を描いた作品などがあり、これまでに100を超える体験企画を手掛けています。その独特な視点と表現方法で、読者に新しい文学体験を提供しています。
まとめ
「GEKIRYO BOOKS ALTERNATIVE」は、新しい読書体験や文化を生み出すべく誕生しました。アメミヤユウの『ワールドラインズ』を通じて、読者は自身の世界観を広げるだけでなく、新たな楽しみ方を見つけることができるでしょう。今後の展開に期待が高まります。