「地球の未来と生物多様性」をテーマにした展示が大阪・関西万博で開催

大阪・関西万博での生物多様性展示

2025年、大阪・関西万博が開催されます。本イベントの一環として、環境省が主催するテーマウィーク「地球の未来と生物多様性」が行われ、ダイビル株式会社が出展します。これは、生物多様性の保全と都市開発の調和を目指した重要な取り組みです。

ダイビル株式会社の取り組み

ダイビル株式会社は、1963年に日本初の屋上樹苑を設置した歴史的背景を持つ企業です。今回の展示では、環境省に「自然共生サイト」として認定された新ダイビル「堂島の杜」を中心に、持続可能な環境の構築に向けた努力を紹介します。

展示内容

タイトル： 2030年ネイチャーポジティブの実現に向けて
日時： 2025年9月19日（金）から9月23日（火）まで、毎日9:30から18:00まで開催。
場所： 大阪・関西万博会場ギャラリーWEST
（万博公式サイト）

展示では、ダイビルが約1,000坪の緑地を整備した新ダイビル「堂島の杜」の詳細が紹介されます。この緑地は、樹齢50年を超える樹木が移植されており、「人だけでなく生物にとってもやさしい森」というコンセプトのもとに育まれています。これにより設定された生態系が「JHEP認証」で最高ランク「AAA」認定を受けるほどの評価を得ています。

自然共生サイトの意義

自然共生サイトとは、民間や地域が協力して生物多様性を保全するために形成される区域です。ダイビルの新ダイビル「堂島の杜」は、その理念に基づいて設計されており、国際的な生物多様性データベースにも登録されています。また、同社は関連する調査を行い、生物モニタリングを実施して生態系の健康状態を確認しています。