「ひのたに園」の新対策
2021-09-02 10:00:10

救護施設「ひのたに園」ウイルス対策の新たな取り組みを開始

救護施設「ひのたに園」が新たに導入したウイルス対策



滋賀県の救護施設「ひのたに園」は、来訪者のウイルスを効果的に抑制するための新しい取り組みを始めました。この施設は、日常生活に困難を抱えている約100名の方々が入所し、社会復帰に向けた生活を送る場所です。このような施設において、ウイルス感染のリスクを最小限に抑えることが求められています。

新しい除菌エントランスブースの設置



「ひのたに園」の入口には、特殊な除菌技術を搭載した除菌エントランスブースが後付け設置されます。このブースは、来訪者が15秒間入ることで、衣服に付着しているウイルスを効果的に抑制・除菌します。導入されるのは、ウシオ電機株式会社製の「Care222®」という紫外線光源モジュールで、人体に影響を与えない222nmの波長を使用しており、安心して利用できる設計となっています。

特徴と効果



「Care222」は、有人環境下でも使用できるため、施設内で多くの来訪者を迎える「ひのたに園」には最適です。これにより、ウイルスの持ち込みを防ぐとともに、安心して訪問できる環境を提供します。ブース利用は簡単で、来場者は自動ドアを通って、衛生的な空間に入ることができます。設置後は、3から5年間ノーメンテナンスで使用できるため、経済的な負担も軽減されるでしょう。

問題意識と導入の背景



「ひのたに園」では、日々多くの人々が訪れるため、ウイルス感染のリスクが常に存在していました。従来の除菌スプレーや検温だけでは不十分と感じた施設側は、より効果的な対策を検討しました。そして、ウシオ電機の「Care222」の導入に踏み切ることになりました。

施設の今後の取り組み



今後、「ひのたに園」ではこの新しい除菌エントランスブースを中心に、さらなるウイルス対策を進めていく予定です。また、如実にウイルス抑制効果が確認されたこの技術は、他の公共施設や企業にも導入が期待されています。今後も、「ひのたに園」は安定した環境の提供を目指し新たな取り組みを続けていくでしょう。

会社の概要



この取り組みを実現させた有限会社グローバルアーツは、滋賀県東近江市に本社を置く企業で、独自の「静音ブース技術」を活かしたさまざまな事業を展開しています。企業理念は「創造・実践・報恩」であり、社会貢献を目指す姿勢を持っています。33年の経験をもつ同社は、これからも社会の様々なニーズに応えていくことでしょう。

このように、「ひのたに園」で新たに導入された除菌エントランスブースは、安全な環境作りの一助となることでしょう。この先、どのように運用されていくのか、注目が集まります。

会社情報

会社名
有限会社グローバルアーツ
住所
滋賀県東近江市市辺町2866番地
電話番号
0748-25-0925

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