もったい菜カレー
2025-08-29 16:22:22

食品ロス削減を目指す!もったい菜カレーが1,000食完売

もったい菜カレーの大ヒット背景



近年、フードロスという言葉がますます注目を集めています。消費者として私たちが知るべきは、まだ食べられるにもかかわらず捨てられてしまう農産物が存在するということです。そんな現実を打開するために、栃木県宇都宮市にある農産直売所「あぜみち」が展開する惣菜ブランド「あぜでり」から、新たに『もったい菜カレー』が登場しました。

1,000食完売の快挙



このカレーは、売り出しからわずか4日で累計1,000食が完売するという快挙を成し遂げました。SNSでも「次はどの野菜が入っているのかな?」「毎日食べたい!」と賛美の声が相次ぎ、フードロス削減の取り組みにも大きな注目が集まっています。

規格外野菜を賢く利用



『もったい菜カレー』の魅力は、ただのカレーではありません。見た目やサイズが理由で店頭に並べられなかった「ロス野菜」や「はねだし野菜」をふんだんに使用しています。これにより、まだ十分においしいはずの野菜を無駄にすることなく、消費者に新たな形で提供しています。カレーは毎日店内で調理され、収穫状況によって具材が変わるため、ある日はトマト、ある日はナスやピーマンと、日替わりの面白さがあります。

直売所ならではの新鮮さ



このカレーが特に優れているのは、直売所との関係にあります。あぜみちでは、地元の農家から直に仕入れた新鮮な野菜をその日のうちに調理し、シンプルなスパイスで旨みを引き立てています。そのため、味も鮮度も最高の状態で楽しむことができます。

環境と生産者を支える取り組み



フードロス削減はもちろんのこと、この取り組みは地域の農家にとっても大きな意味を持ちます。規格外の野菜でも活用できる販売ルートを持つことで、生産者のやる気を引き出し、さらなる生産を促すことが可能となります。

あぜでりのこだわり



あぜでりでは、誰が育てた野菜であるかを明記しており、消費者には安心感を提供しています。また、直売所としても充実したラインナップを持ち、消費者にさらなる発見をもたらすことを目指しています。セントラルキッチンでの効率化を図りつつ、店内での調理も行い、新たなメニューが常に楽しめるよう工夫されています。

地元食材の魅力発信



あぜみちは、単なる農産物販売にとどまらず、地域の農業や食文化を発信する機能も果たしています。定期的に開催されるワークショップやイベントにより、消費者が農業の現場に触れたり、地元の食材を使った料理を学ぶ機会を提供しています。

今後の展望



この度の『もったい菜カレー』は、全国規模のコンテスト「お弁当・お惣菜大賞2026」へもエントリーが予定されています。食品ロス削減と地元食材の魅力発信の両立を目指し、今後も注目の取り組みとしてすすめられます。「もったいない」という言葉が、大ヒットの商品を生み出すきっかけとなったことを、多くの人に知ってもらいたいものです。

食品ロス問題は、一人一人の意識改革から始まります。あぜみちの挑戦を通じて、私たちができること、考えなければならないことを見つけていきましょう。


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会社情報

会社名
株式会社グリーンデイズ
住所
宇都宮市上戸祭町3031-3
電話番号
028-680-4217

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