平城宮いざない館で古代奈良の人形展！永瀬卓氏の繊細な作品に迫る

奈良県にある平城宮跡歴史公園平城宮いざない館では、令和6年7月13日(土)から9月1日(日)まで、夏期企画展「万葉挽歌（レクイエム）－人形からみる古の奈良－」が開催されます。

本展では、永瀬卓氏が長年制作してきた古代奈良をテーマにした人形作品を展示。永瀬氏は、定年退職後に独学で人形制作を学び、『万葉集』に登場する人物を題材に数多くの作品を生み出しました。

永瀬氏の作品は、繊細で深淵さを感じさせる造形美が特徴です。展示される人形は、有間皇子や長屋王など、歴史上の人物をモデルに制作されています。人形を通して、古代奈良の人々の生き様や当時の社会情勢を想像することができます。

また、本展では、永瀬氏の人形制作の背景や、作品に込められた思いを解説するパネル展示も実施されます。永瀬氏の作品の魅力をより深く知ることができる貴重な機会です。

さらに、期間中はギャラリートークやトークイベントも開催されます。永瀬氏や、日本画家・造形作家の中田文花氏、奈良大学文学部教授の岩戸晶子氏など、各分野の専門家によるトークで、古代奈良の魅力をさらに深掘りできます。

本展は、古代奈良の歴史と文化を、人形を通して体感できる貴重な機会です。ぜひ足を運んで、永瀬卓氏の繊細な作品の世界に触れてみてください。

開催概要

名称: 平城宮いざない館令和6年度夏期企画展「万葉挽歌（レクイエム）－人形からみる古の奈良－」
会期: 令和6年7月13日（土）～ 9月1日（日）
開館時間: 9:00～17:00
会場: 平城宮跡歴史公園平城宮いざない館企画展示室
住所: 奈良県奈良市二条町 1-1
主催: 平城宮跡管理センター、独立行政法人国立文化財機構奈良文化財研究所
共催: 奈良大学
後援: 文化庁、国土交通省近畿地方整備局国営飛鳥歴史公園事務所、奈良県教育委員会、奈良市教育委員会、読売新聞奈良支局、毎日新聞社奈良支局、朝日新聞奈良総局、産経新聞社、奈良新聞社、NHK奈良放送局、奈良テレビ放送、近畿日本鉄道株式会社、奈良交通株式会社、小さなホテル奈良俱楽部

関連イベント

ギャラリートーク: 7月27日(土)、8月9日(金) 14:00～、8月12日(月・振替休日) 11:00～ (各回60分程度)
トークイベント「小さな出会いが結んだ、大きな物語」: 8月12日(月・振替休日) 13:30～ (90分程度)

詳細情報:
平城宮跡歴史公園HP: https://www.heijo-park.jp/