株式会社AIDAOとエイジェックグループが資本業務提携を発表
株式会社AIDAO(本社:東京都港区、代表:村田 光司)と株式会社エイジェックグループ(本社:東京都新宿区、代表社長:古後 昌彦)は、次世代AI営業ソリューションの共同開発に向けて資本業務提携を結びました。この提携により、双方が持つ技術とノウハウを活かし、革新的な営業支援AIツールの誕生を目指します。
営業支援AIの現状と課題
現在、多くの企業は従来型の営業支援AIを導入していますが、これらのツールの多くは商談の記録や分析にとどまり、営業の改善は担当者の経験に依存しています。このような状況では、営業活動は限界があります。
新たな営業支援AIツールの特徴
新たに共同開発される営業支援AIツールは、商談データを「話題(トピック)」単位に分解し、顧客の反応と結び付けて解析する独自のAI技術を導入します。これにより、分析結果を基に「トークスクリプト」や「営業資料」が自動生成され、営業がより効率的かつ効果的に行えるようになります。
特に、このツールは商談を重ねるごとにAIが学習し続けることで、組織全体での営業資産の最適化と進化を実現することを目指しています。単なる業務の効率化を超え、営業組織を「学習する組織」へと変革し、持続的な成長を目指します。
具体的な機能
- - リアルタイム文字起こし: 営業担当者は商談中にメモを取る必要がなくなり、顧客とのやりとりに完全に集中できます。
- - リアルタイムAIアシスト: 現場の会話に合わせてAIが的確なアドバイスを提供し、新人でも安心して商談を進められます。
- - 社内用語登録機能: 専門用語や略語を辞書として登録でき、文字起こしの精度を向上させることが可能です。
特許技術による価値の創出
この営業支援AIツールには、以下の特許技術が含まれています。
- - 貢献の可視化(特許第7514576号): フィードバックをスコア化し、営業成果への貢献を明確にします。
- - 対話によるAI進化(特許第7514575号): 営業担当者のフィードバックを迅速に反映させ、AIを進化させることができます。
今後の展開
両社は、エイジェックグループの営業メンバーを対象に大規模な概念実証(PoC)を実施し、得られた知見を開発に直接活かします。最も導入しやすい形での実装・販売が期待されます。
最終的には、2026年の春までに、この革新的な営業支援AIツールを正式にリリースすることを目指しています。
この新しいAI営業ツールは、営業組織の成長を加速させる戦略的な頭脳としての役割を果たし、「記録し、分析する」時代から「AIが資産を生み出し、自ら進化させる」時代へと踏み出すことを意味します。営業に関わるすべての人が価値を高められる未来を実現するために、両社は力を合わせて取り組んでいきます。