生活習慣と睡眠がストレスチェックに及ぼす影響
最近の調査によって、ストレスチェック結果に対する生活習慣や睡眠の影響が明らかになりました。株式会社こどもみらいが運営する「STRESCOPE」は、大学と連携し、この重要な問題を深く探求しています。
ストレスケア総合サービス「STRESCOPE」
このサービスは、ストレスの状態を正確に評価し、効果的な対策を提供することを目指しています。また、企業や教育機関への睡眠改善プログラムを通じて、健康の促進や生産性の向上に寄与しています。
調査の概要と結果
「STRESCOPE」を用いた最新の研究では、28の事業所を対象に、生活習慣や睡眠がどのようにストレス反応に影響を及ぼすかに関する調査が行われました。
この調査によると、食事時間が不規則な場合、ストレスリスクが約10倍に跳ね上がることがわかりました。さらに、野菜類の摂取が不足していると、ストレスリスクは約7倍に増加します。多変量解析でも、これらの生活習慣がストレスに与える影響が明確であり、約3から5倍のリスクファクターとして認識されています。
また、パス解析では、睡眠の質が仕事によるストレス要因と同等、もしくはそれ以上の影響を持つことが示されました。これらの結果から、生活習慣や睡眠の質を向上させることがストレス対策として非常に有効であることが分かりました。
ストレス対策と今後の方向性
この調査結果は、特に企業や教育機関におけるストレス管理の重要性を再確認させるものです。ストレスチェック制度が2015年に義務化されて以来、どのようにその結果を活用すれば良いのかといった相談が多く寄せられています。「STRESCOPE」は今回の調査を基に、生活習慣や睡眠を見直すことができるプログラムを企業に提供する予定です。
さらに、2017年5月12日にはこの調査結果が日本産業衛生学会で発表され、さらに多くの人々にこの情報を届ける機会が設けられます。
まとめ
生活習慣と睡眠が私たちのストレスレベルにどれほど大きな影響を与えているか、この調査により確認することができました。これからの時代において、個人の健康を守るためにも、生活習慣や睡眠環境の改善を意識していくことが重要です。「STRESCOPE」は、この点においてさらなる支援を続けていきます。
会社概要
株式会社こどもみらいは東京都世田谷区に本社を置き、ヘルスケア事業やマネジメントコンサルティングを展開しています。
設立は2005年12月1日で、ストレスケアや健康管理に関連する幅広いサービスを提供しています。
【本件に関するお問合せ先】
広報担当: 杤久保(とちくぼ)、小野(おの)
TEL/FAX: 03-6262-9651
E-mail:
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詳しくは公式サイトをご覧ください。
STRESCOPE公式サイト
Sleep & Health Research Project