医療のデジタル化を進めるプレアデスセブンの新たな挑戦

日本の医療分野におけるデジタル化の重要性が高まる中、地域医療の活性化を目指すプレアデスセブンが芙蓉総合リース株式会社の子会社アクリーティブと共に資金調達を行いました。この取り組みは、医療DXの推進に寄与するものとして期待されています。

ヘルスケアファンド運営による支援

日本PMIパートナーズが運営する地域医療活性化ヘルスケアファンドは、医療法人の経営改善に寄与する病院DXツール「ここりんく」に出資することで、地域の包括ケア体制の構築を目指しています。資金調達により、プレアデスセブンは病院経営の効率化や地域医療の発展に向けたさらなる成長が可能になるでしょう。

「ここりんく」の役割

「ここりんく」は、医療法人内のデータを可視化し、効率的な経営をサポートするプラットフォームです。電子カルテや医事会計システムから情報を収集し、自動でレポートを作成することができます。これにより、膨大な診療データを経営に反映させ、医療法人の課題解決に貢献することが期待されています。

中期経営計画の実践

芙蓉リースグループが2022年度よりスタートさせた中期経営計画「Fuyo Shared Value 2026」では、CSV（Sharing Value for Community）の理念のもと、社会課題の解決を図ることを目指しています。この中で、アクリーティブとプレアデスセブンの連携は、医療の現場に新たな価値をもたらすものと位置づけられています。