株式会社LYNXSとNPO法人タダカヨ業務提携の詳細
2024年5月、株式会社LYNXS(東京都港区、代表:伊藤由起子)とNPO法人タダカヨ(東京都大田区)は、介護現場でのICT支援を通じた新たな業務提携を結びました。この提携により、タダカヨはLYNXSのアンバサダー運営の管理を担い、介護従事者間の多職種連携を素早く実現することを目的としています。
提携の背景
日本の介護業界では、複雑な情報連携が依然として電話やFAXによって行われています。この状況は、業務の効率化やデジタルトランスフォーメーション(DX)の推進において、大きな課題となっています。LYNXSは、その課題を解決するプラットフォームを提供しており、利用者情報を匿名のまま近隣事業所に打診することができるため、介護施設同士の連携がスムーズに行われます。
このような背景をもとに、タダカヨは毎月1,000名以上が参加する無料のPCオンラインスクール「タダスク」を運営しており、ICTに不慣れな介護従事者を支援しています。両者が提携することで、「自律的な拡大」と「地域密着のコミュニティ展開」を結びつけることが期待されています。
提携の意義
この提携により、タダカヨの持つICT支援の実績がLYNXSのプラットフォーム利用促進に寄与すると予想されています。タダカヨが介護事業所間でのケアプラン情報を電子的に送受信するためのシステムの導入支援を行うことで、LYNXSの普及が加速。逆に、地域の多職種連携コミュニティがKEプランデータ連携システムの利用促進にも寄与するという相互作用が生まれます。
提携の具体内容
本提携において、タダカヨはLYNXSから以下の業務を受託しました:
- - LYNXSアンバサダーの管理
- - ポータルサイトの運営
- - 勉強会の企画・運営
- - 伴走支援
2026年2月末時点で登録されているアンバサダーは38名。LYNXSとタダカヨは、モデル地域を全国に展開し、多くの事業所が日常的に連携を行えるよう努めています。
LYNXSアンバサダープログラム
LYNXSのアンバサダープログラムは、多職種連携と地域ケアの貢献者を顕彰する制度です。地域の方々が問題解決に取り組み、温かいアプローチで活動することが求められます。アンバサダーには近隣の事業所への紹介や、情報共有イベントの参加・企画などが求められ、活動は自由度が高いのが特徴です。
今後の展望
LYNXSは、今後もアンバサダーの数を増やし、全国に展開することを目指しています。プロダクトによる自律的な連携と、地域密着型の伴走支援をいかに組み合わせるかが勝負の鍵となります。また、平時の連携だけでなく、災害時においても役立つ社会インフラを構築することが課題です。
地域の「ヒーロー」として、連携を強化し、地域ケアの未来を共に築くことが期待されています。
各サービス概要
- - LYNXS(リンクス): 地域包括ケアにおける多職種連携を実現するプラットフォーム。
- - タダスク(NPO法人タダカヨ): 無料のPCオンラインスクールでICT支援を行う。
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