労働基準法大改正を検討するワークショップの開催
2025年11月11日、株式会社Trustyyleが運営する「人事図書館」にて、「労基法大改正」をテーマにしたワークショップが開催されました。このイベントは、労働基準法の改正により2030年に向けた人事の役割や働き方を理解することを目的としています。
開催背景と目的
2027年の施行が見込まれる労働基準法大改正は、企業の労務管理や人事の役割に大きな影響を及ぼすことが予測されています。しかし、これまでの議論は制度の変更点に留まることが多く、現場での実際の取り組みとの結びつきが見えにくいのが現状です。
このワークショップは、2025年9月に発表された「人事祭」で得られた反響を受けて組まれました。「わかりやすかった」「もっと知りたい」という声を受け、労基法の改正を未来の「働き方」と「人事の役割」を考える機会にしようという発想からスタートしています。
イベント概要
- - イベント名: 人事に関わる全ての人に!「労基法大改正」で2030年の人事地図を完全に見る!!<拡大充実版>
- - 開催日時: 2025年11月11日(火)19:00~21:00
- - 開催場所: 人事図書館およびオンライン
登壇者プロフィール
松井 勇策氏は、(一社)iU組織研究機構の代表理事であり、社会保険労務士でもあります。労働法や雇用政策に特化した研究を行い、多くの企業でコンサルティングやセミナーを実施しています。
参加者の反響
イベント後には参加者から多くのフィードバックが寄せられました。
「労基法大改正について身構えていましたが、現代の働き方改革として捉えることができ、前向きに対応したいと感じました。」
他にも、「法律について多角的に考察できた点が良かった」との声や、「思っていた以上に働き方を通じた企業価値の向上を考える機会となった」というコメントが多く見られました。
今後の展開
今回のワークショップを通じて、労働基準法の背景や本質を理解し、参加者が2030年の人事のあり方を想像する機会となりました。
参加者からの意見では、法改正の意図が理解でき、自社にどのように適応させるかを考えるきっかけとなったとのことです。今後も人事図書館では、多様な視点を持って課題に向き合うための学びと交流の場を提供していきます。
人事図書館とは
2024年4月1日に東京人形町にオープンしたこの場所は、人事関連職が集うコワーキングスペースであり、2500冊以上の人事関連書籍と700名以上の会員がいます。「仲間と学びで、未来を拓く」という姿勢で運営されています。
今後のイベントについては、公式ホームページやSNSで発表される予定です。