haccobaと「deleteC」:がん治療研究支援の取り組み
福島県南相馬市にある酒蔵haccobaが、新たにがん治療研究を支援するプロジェクト「deleteC」に参加したことを発表しました。これは、がんを克服することを目指す人々や研究者の手助けをするための活動で、haccobaが手掛ける限定商品「はなうたホップス+deleteC」が2月4日のワールドキャンサーデーに合わせて販売されます。取扱いの開始にあたり、売上の8%がdeleteCに寄付されるという仕組みです。
「はなうたホップス」とは
「はなうたホップス」はhaccobaが自信を持って提供している看板商品です。今回の限定パッケージは、がん(Cancer)の頭文字「C」を消したデザインが特徴的で、はなうたホップスのボトルには、deleteCのイメージカラーである可愛らしいピンクのタグが添えられています。この商品は、単にお酒として楽しむだけではなく、社会的意義も兼ね備えた特別な存在となっています。
販売価格は2,420円(税込)で、内容量は500ml。販売期間は2025年の2月から、在庫がなくなるまで続く予定です。購入はhaccobaのオンラインストアや小高駅舎にある醸造所、その他の取り扱い店舗から可能です。
haccobaの社会的な思い
haccobaは、東日本大震災に伴う原発事故により一時的に人口がゼロになった福島県小高という地域に位置しています。この町では、原発問題や地域の活性化という複雑な社会的課題に直面しています。haccobaは、単なる酒造りを超えて、社会問題に対しカジュアルにでも真剣に考えるきっかけを提供したいという思いから活動を続けているのです。
佐藤太亮代表は、2年前にnoteでこの思いを語っており、がん研究を支えるプロジェクトに参加することが、酒蔵としての新しい役割を果たすことにもつながると考えています。彼は日常において他者を支援する方法を模索しており、「deleteC」を通じて、より多くの人々ががん治療研究への理解を深め、支援を行うことができるようにしたいと語っています。
deleteCの使命とは
deleteCは、がんを克服できる病気にすることを目指して設立された団体で、参加者が自らのブランドや商品からがんの頭文字「C」を消すことを通じて、がん治療研究を応援する文化を広げています。この活動は、誰もが気軽にがん治療研究をサポートできる仕組みを提供することを目的としています。
まとめ
haccobaと「deleteC」のコラボレーションは、単なる商品販売を超えて、がん治療研究への理解を深める素晴らしい機会を提供しています。お酒を通じての社会貢献という新しい形は、地域文化の活性化と同時に、がん研究への注目を集めることにもつながっています。ぜひ、「はなうたホップス+deleteC」を手に取って、がん治療研究の支援に参加してみてはいかがでしょうか。なお、詳しい情報はhaccobaの公式ウェブサイトやオンラインストアで確認できます。