トライアイズとアイコムが戦略的提携を締結
2026年11月16日を予定として、株式会社トライアイズ(東証スタンダード:4840)とアイコム株式会社(東証プライム:6820)は、LIMNOを含む合弁会社化に向けた戦略的資本業務提携契約を結びました。この提携は、2026年9月30日に公表された基本合意を具現化するものであり、今後の新事業機会の開発に大きな期待が寄せられています。
提携の概要
トライアイズは、LIMNOが発行する株式の49%をアイコムに譲渡します。これにより、トライアイズの持ち株比率が51%、アイコムの持ち株比率が49%となり、共同運営が行われることになります。LIMNOの日常業務は、会社の現場を熟知した社員が取り組むことで運営され、トライアイズとアイコムは株主としての役割で事業支援に注力します。
また、双方は相互株式保有を通じてさらなる関係強化を目指しています。アイコムはトライアイズの株式の約1%を取得する予定で、トライアイズはアイコムの株式約0.2%を買う計画です。
共同事業のポイント
この合弁会社を通じて、両社は以下の分野において共同で取り組むことを決定しています:
- - ドローン・無線関連: アイコムの通信技術とLIMNOの製造能力の組み合わせで、新たなドローン関連商品や通信機器の開発を行います。
- - 美容家電の国内生産回帰: トライアイズのネットワークを活用し、美容家電などの電気機器の国内での生産にシフトします。
- - 販路の拡大: アイコムとトライアイズの販売ネットワークを活用し、LIMNOの製品販売を促進します。
- - サプライチェーンの強化: BCP面での協力を強化し、安定した製品調達体制を構築します。
- - 次世代製品の開発: IoTやAI、ロボティクスを応用した新製品の共同開発を目指します。
提携の背景
トライアイズは2026年3月に経営を一新し、中長期成長戦略「TRIiS 2.0」を開始しました。その中で、LIMNOを完全子会社化しつつ、経営基盤を強化しています。LIMNOは60年の歴史を持つ電気機器製造会社で、販路の拡大と安定供給を目指す課題を抱えています。
アイコムはその技術力と広範な販売網を活かしてLIMNOをサポート。また、3社の強みを互いに融合させることで経営の透明性と信頼を築き、更なる企業価値の向上を図っています。
今後のスケジュール
- - 基本合意の取締役会決議: 2026年9月30日
- - 契約締結日: 2026年10月30日
- - 株式譲渡実行日および提携開始日: 2026年11月16日
提携の影響については両社ともに精査を進めており、今後、業績に関する情報は随時発表していく予定です。