技術と教育の融合が生んだ新たな挑戦!
技術と教育が交差する場所で、毎年注目を集める『1EdTech Japan賞』が今年も盛況のうちに開催されました。2016年に設立された一般社団法人 日本1EdTech協会の主催で、国際的な認知度を誇るこの賞は、テクノロジーを活用して教育現場に革新をもたらした優れた取り組みを表彰しています。今回、第9回目を迎えたこの賞の受賞者が発表され、特に医療教育やデジタル教材の革新が際立ちました。
受賞者のラインナップ
最優秀賞
最優秀賞に輝いたのは、
日本医療機能評価機構の『CBTシステム「TAO」による動画・音声活用型問題を含めた医師国家試験のCBTトライアル』です。この取り組みは、医師国家試験のトライアルにおける革新的なアプローチとして、高評価を受けました。
優秀賞
次に、
鈴鹿医療科学大学と
learningBOXの共同プロジェクト『learningBOX』が優秀賞を受賞。特に使いやすさと効果的な学習体験を提供する点で、評価されました。
特別賞
特別賞には、
北海道医療大学情報センターの『オンデマンド教材を自動生成して学生の探究心を引き出すクラフトAI』が選ばれました。このアイデアは、AIを活用して学生の学習意欲を高めることに寄与しています。
奨励賞
奨励賞には、以下の5つのプロジェクトが選ばれました:
1.
君津市立清和小学校の『MEXCBTを活用した教育デジタルエコシステムの実践~租税教室の実践を通して~』
2.
高野健人氏の『Learning Step』
3.
人材開発マネジメント株式会社の『マイクロラーニング「eものづくり」』
4. 再び
日本医療機能評価機構の『医学教育モデル・コア・カリキュラムに準じた症例に基づく自己学習教材』
5.
株式会社エイジェック、
一般社団法人全日本教育研究会、
株式会社デジタル・ナレッジの共同プロジェクト『デジタルバッジ活用で仕事と人をマッチング!知識や経験や評価を可視化する『スキルShowMelナビ』』。
受賞記念講演の開催
最優秀賞を受賞した日本医療機能評価機構は、11月5日(火)16:30から17:30に受賞記念講演を行う予定です。この講演は、リアル会場またはオンラインで参加可能です。詳細は
こちらから確認できます。
eラーニングフォーラムとの連携
さらに、11月6日(水)には、eラーニングの専門フォーラム『eラーニングアワードフォーラム2024』にて、デジタルバッジに関するオンラインセミナーも開催されます。このセミナーでは、デジタル・ナレッジ教育テクノロジ研究所の秦 隆博氏が講演を行い、デジタルバッジ技術の最前線について語ります。
詳しい情報は、こちらのリンクからご確認ください:
eラーニングアワードフォーラム2024。
最後に
教育のデジタルトランスフォーメーションは、今や不可逆的な流れとなっています。1EdTech Japan賞のような取り組みは、未来の教育の可能性を広げ、より多くの技術革新を促すことでしょう。今年の受賞者から得られるインスピレーションは、教育現場に新たな風を吹かせるはずです。