あすか製薬、緊急避妊薬『ノルレボ』をスイッチOTC化で販売へ

緊急避妊薬『ノルレボ®』スイッチOTC化への道



あすか製薬株式会社は、2023年10月20日に緊急避妊薬『ノルレボ®』の製造販売承認を取得し、スイッチOTC医薬品として販売を開始することを発表しました。これにより、これまで医師の処方が必要だった緊急避妊薬が、一般用医薬品として手に入れやすくなります。

スイッチOTC化の背景



緊急避妊薬のスイッチOTC化は、2016年に始まった「医療用から要指導・一般用への転用に関する評価検討会議」での要望書から始まりました。この検討は、この7年間にわたって続き、2023年には緊急避妊薬の試験販売が行われるなど、社会のニーズに応える取り組みが進んできました。あすか製薬は、これらの要望に応えるため、昨年より製造販売承認の申請を行ってきました。

第一三共ヘルスケアの役割



製品の販売元である第一三共ヘルスケアは、自社が培ってきたOTC医薬品の販売ノウハウを活用し、適正な使用と販売を推進していく方針です。これにより、消費者がより安全に製品を利用できるよう、情報提供体制を整え、責任ある流通を確保します。

『ノルレボ®』の特性と機能



『ノルレボ®』は、国内初の緊急避妊薬『ノルレボ錠®』の要指導医薬品へのスイッチです。この薬は、性交後72時間以内に服用することで81%の妊娠阻止率を誇ります。作用としては、排卵を抑えるほか、受精を防ぐ、さらには子宮内での受精卵の着床を阻止する効果があります。特に重要なのは、この薬が妊娠成立を防ぐもので、そのため妊娠後の中絶とは異なる位置づけになっています。

また、これは世界保健機関(WHO)から「必須医薬品」と認定されており、多くの国で処方箋なしに購入が可能です。日本においても、令和7年度の薬事審議会で要指導医薬品としての製造販売承認が承認されたことで、今後、より多くの人にアクセスしやすくなります。

あすか製薬と第一三共ヘルスケアの将来



あすか製薬は、内科、産婦人科、泌尿器科に特化し、医療分野での競争力を高めることを目指しています。社会のニーズに応え、人々の健康に貢献するため、新薬開発に注力しています。一方、第一三共ヘルスケアも、OTC医薬品の枠を超え、機能性スキンケアやオーラルケア、食品分野への展開を進めています。彼らのスローガン「Fit for You」は、健康で美しいライフスタイルの提案を意味しており、セルフケアの推進を通じて、より良い社会を目指しています。

まとめ



今回の『ノルレボ®』のスイッチOTC化は、女性の選択肢を広げ、より多くの人々が安全に避妊を行うための重要な一歩です。今後は、具体的な製品仕様や発売時期に関する情報を随時提供していく予定です。これによって、あすか製薬と第一三共ヘルスケアは、より責任ある医薬品提供を目指し、消費者に信頼される存在であり続けることを目標としているのです。

会社情報

会社名
第一三共ヘルスケア株式会社
住所
東京都中央区日本橋三丁目14番10号
電話番号
03-5255-6222

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