聴力検査新機能
2025-08-21 10:05:19

三和製作所、聴力検査を簡素化する新型オージオメータ「BOOK AUDIO」を発表

新型ポータブルオージオメータ「BOOK AUDIO」登場



三和製作所が新たに発表したポータブルオージオメータ「BOOK AUDIO」は、日本国内での聴力検査を根本から変える可能性を秘めています。「子どもたちの健康を守る」をテーマに、医療機器や衛生用品の企画・開発を行っている同社は、聴力検査の自動化を実現する新機能「オートモード」を搭載し、医療現場や学校での負担を大幅に軽減することを目指しています。

自動化で効率を追求



新しい「BOOK AUDIO」は、わずか2つのボタンで操作できる「オートモード」により、聴力検査を自動化します。操作方法は直感的で、検査の流れは右耳の1000Hzから始まり、次に右耳の4000Hz、左耳の1000Hz、そして左耳の4000Hzへと続きます。これにより、周波数や聴力レベルの手動設定が不要となり、検査時間を短縮することが可能です。

検査担当者はボタン操作と被検者の反応確認に集中できるため、検査中の負担が大幅に軽減。従来のマニュアル操作にも対応しているため、必要に応じて再検査や特定の条件に合わせた確認もスムーズに行えます。

幅広い用途に対応



背面パネルにある「選別検査切替スイッチ」を使うことで、学校健診、雇入れ時健康診断、一般定期検査の三つのモードを選ぶことができ、それぞれに応じた適切な周波数と聴力レベルが自動設定されます。さらに、JIS T 1201-1 (2020) タイプ4の規格にも適合しており、労働安全衛生法に基づく一般健康診断の測定機器としての信頼性もばっちりです。

ユーザーフレンドリーな設計



「BOOK AUDIO」は見やすい盤面デザイン、大型の押しやすいボタンを採用し、使いやすさにこだわった設計がなされています。さらに、応答スイッチもコンパクトで押しやすく、子どもから高齢者まで、誰でも簡単に使える環境を整えています。

ポータブル性と持ち運びやすさ



本体は450gと軽量で、厚さもわずか2.3cmのタブレット型デザイン。これにより持ち運びがスムーズで、クリニックの診察室のみならず、訪問健診や学校健診などの出張先でも活躍します。スマートに収納できるブックカバーも付いており、使用場所を選びません。

検査時の快適さを追求



検査時の視線に配慮した3段階マルチアングルスタンドを採用しており、視認性の向上とともに被検者の集中力を高める工夫がされています。また、衛生的なイヤーパッドと耐衝撃性のあるヘッドフォンが組み合わさり、清潔に保つことが可能です。

アフターサポートも万全



「BOOK AUDIO」の購入後には、初回校正が無料で行えるサービスや、他メーカーのオージオメータの校正に対応するなど、充実したサポート体制も整えています。これにより、長期的に安心して使用いただける製品となっています。

結論



新型オージオメータ「BOOK AUDIO」は、検査の効率化と医療現場の負担軽減を実現する製品です。進化する聴力検査を通じて、新たな健康管理のスタイルを提案する三和製作所の取り組みは、子どもたちの健康を守る大きな一歩となるでしょう。


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会社情報

会社名
株式会社三和製作所
住所
東京都江戸川区中央4-11-8アルカディア親水公園ビル
電話番号
03-5607-7811

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