株式会社日本パープルが機密抹消処理業界で特許取得を果たす
機密抹消処理サービスでシェアとお客様満足度No.1を誇る株式会社日本パープルは、最近、「機密性を有する廃棄物の処理方法及び処理施設」に関するビジネスモデル特許を取得しました。この特許は、機密情報の扱いにおける新たなアプローチを示しており、同社の技術力の高さを証明しています。
特許(特願2016-105162)の取得を背景に、日本パープルは、業務で直面する二つの大きな課題をクリアしようとしています。それは、機密性を持つ廃棄物の処理を人手を介さずに行うことと、最適な処理方法と処理施設の提供です。
これに応じて開発されたのが、機密回収ボックス「保護くん」(まもるくん)です。このボックスは、書類を投入口に投函するだけで処理が完了するという手軽さを提供しています。
書類はその後、専門のセキュリティ車両で自社の処理工場に搬送され、ここで厳重なX線検査を経て、ロボットによる解錠や破砕の自動化が行われます。このプロセスにより、機密物が人の手に触れることはなく、安心して処理することが可能になります。
また、自社処理工場の設備は、ISMS(情報セキュリティマネジメントシステム)要求事項に基づき強化されています。特殊な破砕機を用いて紙の繊維に配慮しつつ破砕を行い、機密情報を抹消するだけでなく、再資源のリサイクルにも寄与するという、環境に対する配慮も忘れません。
日本パープルは、10年間の累積で約18,000トンのCO2排出削減に貢献しており、実際に脱炭素化の取り組みにも積極的です。
会社全体のビジネスモデルは、デリバリースタッフ、運搬車両、専門工場での破砕、さらには証明書の発行まで一貫して行う仕組みを整えており、業界のオートメーション化にも前向きです。これにより、厳重なセキュリティ対策が施され、皆さんの信頼に応える体制を構築しています。
今後も日本パープルは、企業の資産とコンプライアンスを守るべく、安心・安全なソリューションを提供することを目指します。機密抹消処理サービスの新たな可能性を切り開く日本パープルの動向から目が離せません。
会社データ
- - 所在地:〒107-0052 東京都港区赤坂8-5-6翻訳会館3F
- - 電話:0120-826-066
- - 設立:1972年
- - 資本金:1千万円
- - 社員数:100名
- - 売上高:16億円
- - 主な業務:情報セキュリティ・業務効率化サービス
- - 取引実績:5,000社、12,000事業所
- - 公式サイト:日本パープル公式サイト