『オール讀物』2026年5・6月号が登場!
本日、株式会社文藝春秋が最新号『オール讀物』の5・6月号を発売しました。この号の特集テーマは「ひとり暮らし」で、現代の多様な生活スタイルが反映される短編小説が揃っています。特集では、著名な作家たちがそれぞれの視点から「ひとり暮らし」に関する独自の物語を綴り、読者を魅了します。
特集「ひとり暮らし」
特集内には三人の作家による豪華な短編競作があります。嶋津輝氏の作品「ヒマラヤ杉のある家」では、再会した男女がそれぞれの生活の中で抱える収入の差を描写。寺地はるな氏の「メゾン・ペルム」は突然の電話から思わぬ展開へ進むストーリーです。原田ひ香氏の「母の部屋さがし」は、母親の思いを受け継ぐ娘の葛藤を描いています。これらの作品は、どれも「ひとり」というテーマを通して、読者に深い感動を与えます。
また、現在ひとり暮らしをしている作家たちが集まり、鼎談を行っています。この鼎談では、リアルな体験を基にした共感や、新たな発見が交わされ、興味深い内容となっています。さらに、グラビアでは人気作家たちがかつてのひとり暮らしの思い出を語る姿が収められています。
辻村七子の新連載「オートクチュールD」
今号の見逃せないポイントの一つが、人気シリーズ『宝石商リチャード氏の謎鑑定』の著者、辻村七子氏の新連載「オートクチュールD」のスタートです。この物語では、貧乏学生の茜が天才的な技術を持つ青年・神楽に出会い、彼に助けを求める展開が描かれます。複雑な人間関係が交錯し、美しい服作りに憧れを抱く若者たちの姿が鮮明に描かれており、まるでオートクチュールの世界に引き込まれるかのようです。
その他の新連載とコラム
この号では加えて、砂原浩太朗による時代小説「藩邸差配役日日控」の新連載もスタートし、中野京子氏による絵画シリーズ「ゴヤと革命のスペイン」など、多様な新連載が目白押しです。
さらに、米澤穂信氏と清水克行氏によるディープな歴史対談もあり、読者が興味を持つさまざまなトピックが網羅されています。歴史から現代文学まで、幅広いテーマが収められており、本号は読みどころが満載です。
終わりに
編集長の山口由紀子氏は、新たな「ひとり暮らし」特集について「それぞれの短編から身近さを感じられ、安心して読み進めることができるが、油断すると意外な展開が待っている」とコメントしています。このように、読者は自分自身の生活を振り返りつつ、さまざまな物語に触れることができることでしょう。
『オール讀物』5・6月号は、定価1,500円(税込)で、全国の書店およびオンラインで手に入ります。ぜひこの機会に手に取ってみてください!