アイウェア革命
2020-10-13 08:00:39
ZoffとQDレーザが目指す次世代アイウェアの誕生
ZoffとQDレーザが目指す次世代アイウェアの誕生
アイウェア業界に新たな風を吹き込む提携が発表されました。メガネブランド「Zoff(ゾフ)」の運営会社、株式会社インターメスティックと、半導体レーザ技術を専門とする株式会社QDレーザが手を携えて、革新的なアイウェアの開発に挑むことが決まりました。
業務提携の背景
「Zoff Eye Performance Studio(ZEPS)」は、メガネや店舗に新たなIT・AI技術を導入し、人々の可能性を広げることを目指しています。一方、QDレーザは「レーザ網膜投影」を中核技術とするアイウェア事業に力を入れており、弱視支援器具の商用化にも成功しています。両社の理念が一致したことから、業務提携が結ばれ、眼鏡処方プロセスの刷新や新たなスマートグラスの開発に乗り出します。
ZEPSの目指す未来
ZEPSでは、目の健康を守るだけでなく、主にエンジニアやゲームプレイヤーなど、目を酷使する人たちのパフォーマンス向上を目的とした視力調整や目の疲れを数値化する技術の研究を進めています。目に関する新しい機能を開発し、社会実装を実現するために設立されたこの機関は、現在、次世代アイウェアの可能性を広げる重要な役割を担っています。
逆井浩之の思い
ZEPSの責任者である逆井浩之氏は、「Zoffは顧客起点ですべてをデザインし、『見える』をもデザインする必要がある」と述べています。テーラーメイドのスーツのように、個々のニーズに合わせた「見える」を提供することを目指しており、光を追求し続けることで新たな発見があると信じています。
菅原充の視点
一方、QDレーザの代表である菅原充氏は、半導体レーザ技術の信頼性を強調。彼は「見えづらいを『見える』に変える」という目標のもと、ロービジョン・エイドやビジョン・ヘルスケアの分野での革新に期待を寄せています。彼にとって、Zoffとの提携は、未来のアイウェア開発における大きな進展です。
新ブランド戦略“Eye Performance”について
Zoffは2021年に迎える20周年を機に新たなブランド戦略「Eye Performance」を掲げました。これにより、単なる視力矯正器具から、視覚の可能性を広げる存在へと進化することを狙っています。この取り組みでは、目や生活のパフォーマンス向上を目指し、従来のアイウェアにはない新たな価値を顧客に提案します。
まとめ
ZoffとQDレーザの提携は、アイウェア業界に革命をもたらす可能性を秘めています。今後、両社のコラボレーションがどのような形で具体化するのか、多くの人々が注目することでしょう。両社の技術が結集し生み出される次世代アイウェアに、期待が高まります。
会社情報
- 会社名
-
株式会社QDレーザ
- 住所
- 神奈川県川崎市川崎区南渡田町1-1京浜ビル1F
- 電話番号
-
044-333-3338