介護・障害福祉事業支援が拡大! "カイポケ"が新たなサービスを提供
近年、介護および障害福祉事業は多様なニーズに応えるために進化しています。その中で、株式会社エス・エム・エスが提供する経営支援サービス「カイポケ」が、株式会社健生との提携により、障害児通所支援事業の開業支援をさらに拡充しました。この提携によって、従来のサービスに加えて、事業計画策定までの包括的なサポートが可能になり、開業を希望する事業者にとって非常にありがたい選択肢となっています。
増加する障害児通所支援の需要
少子高齢化の進展がもたらす生産年齢人口の減少は、女性や高齢者、障害を持つ方々、さらには外国人など多様な人材の活躍機会の増加を促進しています。また、障害への理解が深まる中で、障害児の数も増加傾向にあります。特に、児童発達支援事業は2012年からの10年間で利用者数が約3倍、さらに放課後等デイサービスの利用者数も約5倍に達しています。これに伴い、事業所数も増加しており、新規開業を希望する事業者は増える一方、法制度や手続きなどのハードルの高さが課題となっています。
「カイポケ」の業務効率化とワンストップサービスの展開
「カイポケ」では、2006年から業務効率化や財務改善を図るサービスを展開しています。約51,950の介護事業所を支援しているこのサービスは、保険請求機能にとどまらず、業務運営のあらゆる側面をカバーする40以上の機能を提供しています。開業を目指す事業者は、電話やチャットで専任のサポーターと相談でき、開業までのタスクやスケジュールをポータルサイトで確認することができます。また、行政手続きや事業計画のサンプルテンプレートも無料で利用できるため、スムーズなスタートが切れる環境が整っています。
健生との提携による新サービスの内容
この提携により、障害児通所支援事業に特化した「カイポケ開業支援×Kensei療育.net」が提供されます。この新しいサービスは、法人設立や人材採用、備品・設備の導入、運営支援など、開業準備から運営までを幅広くサポートします。
さらに、事業計画の策定を可能にするために、専門家によるコンサルティングも用意されています。これは、障害児通所支援事業におけるニーズの高まりに適切に応えるためのもので、事業者が成功するための要因をしっかりと支援します。
開業後のサポートも充実
新しい支援サービスでは、開業後の請求業務もカイポケが一括で支援するため、事業者は業務をスムーズに行うことが可能になります。また、障害児通所支援に関する複雑な手続きもスムーズにこなせる体制が整っており、事業所運営にあたる全ての過程において安心して取り組むことができる環境が整っています。
「カイポケ開業支援×Kensei療育.net」により、新たに開業を考える事業者が直面する課題を一つひとつ解消し、円滑なサポートを実現しているエス・エム・エスと健生の連携が注目されています。
まとめ
介護および障害児支援の業界では、今後ますます多様なサービスが求められています。「カイポケ」と「Kensei療育.net」の提携は、その中で新たな一歩を踏み出したものと言えるでしょう。今後も、障害児通所支援サービスの成長とともに、このような支援システムがさらに広がることが期待されています。