kintone舞鶴CS2024、熱き戦いの舞台
11月22日、舞鶴市のコワーケーションビレッジで開催されたkintone舞鶴CS2024。全国の自治体職員が集まり、kintoneを用いた業務改善の発表を競いました。このイベントは、全国の自治体がそれぞれの工夫を凝らし、成果を披露する場となり、多くの参加者が熱心にそのアイデアに耳を傾けました。
優勝は神奈川県!
見事最優秀賞を手にしたのは神奈川県のチーム。彼らは特に住民サービスの向上に大きく寄与した活動を評価されました。審査員の評価が集まり、神奈川県のプレゼンが選ばれた理由は、その効果的な取り組みや実績が裏付けられたものでした。
また、他の自治体もそれぞれに優れたプロジェクトを発表し、特に愛媛県西予市がサイボウズ賞、京都府舞鶴市があっとクリエーション賞、兵庫県尼崎市がアールスリー賞を獲得しました。このように、互いに切磋琢磨する姿勢は、自治体職員同士の学びや交流を深める貴重な経験となりました。
イベントの概要と目的
本イベントは、令和6年(2024年)11月22日の午後に、舞鶴市のコワーケーションビレッジで行われ、全国から訪れた自治体の職員が参加しました。各チームは、自ら作成したkintoneアプリを用いて業務改善の手法を発表し、その成果を競いました。この取り組みは、業務改善の進捗を促し、全国の自治体職員との交流を図ることを目的としています。
舞鶴市は、サイボウズ株式会社の支援を受け、「全国自治体まるごとDXキントーン1年間無料キャンペーン」に参加。これにより、新たに業務の見直しを図り、エクセルの管理からkintoneへの移行を進めています。こうした背景を持つ舞鶴市が、地域のデジタル化をめざしていることが感じられます。
kintoneアプリ甲子園との連携
事前には「kintoneアプリ甲子園」というイベントも開催されました。2月19日には福知山市、南丹市、高浜町などが参加し、業務改善の発表を行ったこのイベントは、職員同士のコミュニケーションを促進するうえで大きな役割を果たしました。すべての参加チームは、互いに成果を共有し、持続可能な業務運営につなげる意義を持っています。
本イベントの意義
参加者には、各チームが提出した資料やアプリの雛形が還元される予定で、これにより学びの場が提供されることになります。また、他の自治体との連携を深め、協力体制を築くことで、今後の業務改善に向けた新たな道筋を示すことが期待されています。
舞鶴市は、こうしたイベントを通じてデジタル技術の導入を進め、資源を有効活用しながら地域社会とのコミュニケーションに注力したいと考えています。デジタルで解決できる問題はデジタルに任せ、その結果ともたらされる労力を人間にしかできない業務に振り向け、持続可能な発展をめざしていくべきでしょう。