保護犬譲渡数5,000頭
2025-06-02 16:19:22

ピースワンコ・ジャパンが保護犬譲渡数5,000頭突破の快挙!

ピースワンコ・ジャパンの快挙、譲渡数5,000頭を達成



「ピースワンコ・ジャパン」は、命をつなぐ活動を続け、2025年6月1日、保護犬譲渡数が5,000頭を超えるという記録を達成しました。この団体は、特定非営利活動法人ピースウィンズ・ジャパンの一部として、全国で「殺処分ゼロ」を目指す取り組みを行っています。

犬たちの現状



かつて「譲渡が難しい」とされていた犬たち、中でも野犬、高齢犬、さらには持病や障がいを抱える犬たちが数多く存在しています。これらの犬たちは、命を失う運命にあることが多かったのですが、ピースワンコはその最後の砦として活動を続けてきました。広島県の本部では、すでに9年以上の間、殺処分機を稼働させていないという自負があります。

5,000頭目の卒業犬・オルドの物語



卒業犬の中でも特に注目されるのが、「オルド」です。オルドは、2024年9月に保護された際には推定10歳で、飼い主に捨てられ痩せ細っていました。健康診断の結果、膝蓋骨脱臼や軽度の白内障、甲状腺機能低下症、さらには腫瘍などを抱えており、すぐに治療が始まりました。それでも、オルドは懸命に治療を受け、スタッフに愛情を持って接してもらいました。

オルドは、譲渡の日を迎えるまで何度も譲渡会に参加しましたが、病気や高齢を理由にご縁がつながらずにいました。しかし、そして2025年6月1日、ピースワンコ・ジャパンあきる野譲渡センターとファミリーサポート制度により、記念すべき5,000頭目の保護犬として新しい家族に迎えられたのです。彼は70代の里親様と友人と共に幸せな第二の犬生を歩むことになりました。

保護犬の未来に向けて



ピースワンコの活動は、広島県から全国へと広がりを見せています。卒業した保護犬たちが新たな家族と共に幸せに暮らしている姿を見守ってきたスタッフたちの努力が、5,000頭の譲渡実績として実を結びました。福祉活動に興味のある人々に、その魅力を知ってもらい、多くの保護犬が家族に迎えられる日が来ることを願っています。

最新の統計によれば、2023年度の犬の殺処分数は2,118頭と過去最少を記録しました。このように、ピースワンコは日本全体での「殺処分ゼロ」に向けた活動をさらに強化し、社会問題の解決にも寄与することを目指しています。

これからも、ピースワンコ・ジャパンの活動が続き、オルドのように幸せな保護犬が増えることを期待しています。報道関係の皆様におかれましては、ぜひ取材・報道をしていただけますよう、ご協力をお願い申し上げます。


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会社情報

会社名
特定非営利活動法人(認定NPO)ピースウィンズ・ジャパン
住所
広島県神石郡神石高原町近田1161-22F
電話番号
0847-89-0885

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