株式会社HARTiにおける新たな挑戦
東京都千代田区に本社を構える株式会社HARTiは、文化産業のインフラ創造を志し、「感性が巡る、経済を創る」を企業理念として掲げています。最近、IPビジネスの強化を狙いとして、近藤健祐氏が執行役員兼IP戦略本部長に就任しました。近藤氏は、マインドワークス・エンタテインメントの設立者として、20年以上にわたり日本のキャラクター・ライセンス市場の発展に寄与してきた実績を持つ人物です。
近藤氏就任の背景
HARTiでは現在、IPのキャスティング事業を成長戦略の中心に据えた「第二創業期」と位置づけた経営体制の改革を進めています。この中で特に重要なのが、海外へのIP輸出とそのための体制構築です。IPライセンスビジネスは専門的な知識が求められる分野であり、業界内での競争が激化する中、近藤氏のようなプロフェッショナルが必要とされることは明白でした。
近藤氏は、マインドワークス・エンタテインメントを2004年に設立。彼は常に「100年愛されるキャラクター」をコンセプトにライセンスビジネスに取り組んできました。会社の設立以来、メディア連動型キャラクター売場の構築や商品プロデュースなど、多岐にわたる事業を展開し、「イーキャラブック大賞」から「もい鳥」を生み出すなど、アーティスト作品の育成にも力を注いでいます。
IP戦略へのコミットメント
近藤氏の新たな役職は、HARTiが目指す「文化産業のインフラ創り」により大きく貢献することが期待されています。彼のプロフェッショナルな知識を基に、HARTiでは「IPのキャスティング事業」のさらなる成長を目指し、特に海外市場への積極的なアプローチを行います。近藤氏が就任することによって、日本のIPコンテンツが国際的な舞台で輝く機会が増えることでしょう。
会社の概要とビジョン
HARTiは2019年に設立され、資本金は7000万円。主な事業として、スマートプリ機の「HARTi Photo®︎」、アプリ型NFTプラットフォームの「HARTi®︎」、XR関連サービスの「HARTi XR®︎」を展開しています。また、公式ウェブサイトやSNSを通じて、最新情報を発信しています。これからもHARTiは、近藤氏のリーダーシップのもと、革新的な事業展開を加速し、文化産業のインフラ整備に貢献し続けることを目指します。
まとめ
近藤健祐氏の執行役員兼IP戦略本部長への就任は、HARTiに新たな展望をもたらすものであり、今後のIPビジネスの強化が期待されます。彼の豊富な経験が活かされることで、HARTiは日本の文化コンテンツの輸出力を高め、国際的な評価を得る競争力を強化していくことでしょう。