「オートモーティブワールド2025」初出展の注目製品
株式会社ヨコオ(本社:東京都千代田区)は、2025年1月に開催される「オートモーティブワールド2025」にて、同社の最新の遠隔鍵開閉システムに接続できる第3世代車載機を初めて見せることを発表しました。この製品は、バスやトラックを含むさまざまな車両に対応しており、今までにない革新的な機能を持っています。
第3世代車載機の特徴
新型の第3世代車載機は、ヨコオ史上最小のサイズを誇り、幅広い形状の鍵に対応しています。また、24V車両にも対応可能であるため、農機や建機などの特殊な車両にも適用できる点が大きな魅力です。これにより、さまざまな業種での利用が見込まれ、より多くの顧客にサービスを届けることができるでしょう。
スマートフォンを使って車両のドアを施錠・解錠できるという機能は、カーシェアリングやレンタカーの利用を促進し、業界全体の効率を高めることが期待されています。特に、ユーザーは手元のデバイスで操作を完結できるため、利便性が大幅に向上します。
小型軽量化の実現
従来の製品に比べて小型化され、軽量化も実現されたことで、狭いスペースしか持たない車両や機器への搭載が容易になりました。この面でもビジネスニーズに応えることができ、特に建機や農機のような大型車両への採用が進むと期待されます。
加えて、オプションとしての専用NFCリーダーにより、ICカード認証機能も追加できます。これにより、会員証や社員証なども使用して鍵の開閉ができるようになり、より柔軟な運用が可能となります。
遠隔鍵開閉システムの歴史
ヨコオは2019年から、遠隔鍵開閉システムの提供を開始し、IoTデバイスとサーバー間の複雑な操作を簡素化した仕組みを構築してきました。これにより、企業や官公庁など、さまざまな分野での利活用が進んでいます。今回の新しい第3世代の車載機により、鍵の管理や受け渡しが無人化されることが期待され、効率性が飛躍的に向上するでしょう。
展示会の概要
「オートモーティブワールド2025」は、日本国内の自動車関連の展示会として注目されており、今回は2021年以来3年ぶりの出展となります。開催場所は東京ビッグサイト東ホールで、来場者は新たな技術やサービスを直接体験できる貴重な機会となるでしょう。
- - 名称: オートモーティブワールド2025
- - 会期: 2025年1月22日(水)~24日(金)
- - 会場: 東京ビッグサイト東ホール(E59-16)
まとめ
株式会社ヨコオの第3世代車載機は、近未来のモビリティ社会においてますます重要な役割を果たすことでしょう。新型車載機の展示を通じて、自動車業界に革新をもたらす可能性に期待が寄せられています。展示会への参加を計画している方々は、ぜひこの注目技術を体験してみてください。