転倒予防の未来
2025-03-18 11:01:29

株式会社きづなろが語る、ヘルスケアの未来と転倒予防技術の実力

株式会社きづなろが語る、ヘルスケアの未来と転倒予防技術の実力



高齢者の転倒は多くの家庭で深刻な問題です。その解決に向けて、株式会社きづなろが掲げる新しいヘルスケアエコシステム「ぴんぴんセンサー」が注目を集めています。3月13日に開催された「PoC Ground Tokyo」成果報告会において、同社はこの技術を用いた実証実験の成果を発表しました。

実施された成果報告会の概要


東京都千代田区にあるTokyo Innovation Baseで行われたこの報告会では、株式会社きづなろを含む採択された8社が、それぞれの実証成果を発表しました。特に、同社が開発した「ぴんぴんセンサー」により、顧客満足度100%という驚異的な結果を達成したことが注目されました。このセンサーは、非接触で日常生活動作をモニタリングし、転倒を瞬時に検知することが可能です。

「ぴんぴんセンサー」の技術的背景


「ぴんぴんセンサー」は、従来のセンサー技術とは一線を画する高精度な認識機能を備えています。AIエッジ技術を活用し、設置の手軽さを実現しているため、一般家庭でも簡単に導入できることが特徴です。すでに50回以上の実験を経て、97%以上の転倒検知精度を誇ります。この開発の背景には、親の転倒に気づけなかったという痛切な経験があり、同社の代表、大槻知史氏の強い思いが込められています。

ヘルスケアエコシステムの特徴


この革新的なシステムは、日常生活動作センシングと診断AIを組み合わせており、見守る家族の負担を軽減するために設計されています。非接触型のセンサーは、プライバシーへの配慮がされており、利用者に安心感を提供します。また、緊急時には安心ネットが対応するため、見守りをする側も不安が軽減されます。施設利用者からは、プライバシーと見守りの両立に対する高評価が寄せられています。

実証実験の効果と今後の展望


2024年から2025年にかけて実施される予定の実証実験では、障害者施設での「誤報の削減」や「居宅内転倒の即時発見」に向けた取り組みが行われます。このプロジェクトにより、夜間の巡視工数が65%削減され、スタッフの心理的負担も70%軽減される見込みです。このように、実証実験を重ねることで、より効果的な在宅介護サービスの提供を目指します。

株式会社きづなろの使命


「みんながピンピンコロリの社会を創る」というミッションのもと、株式会社きづなろは高齢者とその家族の生活の質を向上させることを目指しています。今回の成果を生かして、サービスを離れた親子間での利用へと展開していく計画です。新たなヘルスケアエコシステムの導入により、高齢化が進む社会においても、転倒予防と在宅介護の負担軽減を進めていきます。

このように、株式会社きづなろが進める「ぴんぴんセンサー」は、未来のヘルスケアに革命をもたらすと期待されています。今後の展開に注目が集まります。


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会社情報

会社名
株式会社きづなろ
住所
東京都品川区西五反田1-5-6五反田サンハイツ911
電話番号
090-3354-1945

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