チェプロが発表した「Visual WAO」
株式会社チェプロは、企業のITシステムの変革を促進する新製品「Visual WAO」を発表しました。この開発ツールは、WindowsフォームアプリケーションをWebシステムにスムーズに移行することを目的としています。近年、基幹業務システムへのアクセス手法が変化し、クラウド環境でのシステム運用が一般的になりつつある中で、Windows OSのサポート終了が企業に新しいシステムの設計を迫っています。このような背景から、チェプロは「Webシステムをもっと自由に」するための選択肢を提供します。
企業のIT戦略に柔軟性を追加
「Visual WAO」は、ユーザーインターフェースにWindowsフォームを採用しながらも、インターネット環境で動作する3階層システムを開発可能です。これにより、クライアント側とサーバー側の情報交換が「データ項目単位」で行われるため、社内LAN環境と同等の使いやすさを実現しています。また、既存の.NET資産を活用し、追加のコードを書くことなく自動生成されたDLLを配置することで、Webシステムに変換できる点も特筆すべき特徴です。
短期間でシステムを導入するメリット
Visual WAOを使用することにより、一般的なJavaでの開発に比べ圧倒的に短期での開発と導入が可能になり、コスト削減にも寄与します。さらに、インターフェースはそのまま保持されるため、ユーザーの再教育を必要としない点でも、企業にとって非常に利便性が高いツールです。
開発環境とデータベース接続の利便性
このツールは、Microsoft Visual Studio 2013や.NET Framework 4.5に対応しており、多くのサンプルプログラムが提供されています。これにより、開発手法や動作原理を迅速に学ぶことができるのも大きな魅力です。さらに、Microsoft SQLやOracle Database、IBM DB2といった様々なデータベースに簡単に接続でき、業界標準のODBCにも対応しています。これにより、様々なビジネスニーズにも柔軟に対応できます。
無料のライセンス提供
開発ライセンスは無料で提供され、利用者は実際の環境を想定した開発が可能になります。また、Microsoft Visual Studio Expressにも対応しているため、無償でのWebアプリケーション開発が行えます。これにより、中小企業やスタートアップ企業でも導入がしやすい環境が整っています。
ブラウザの脆弱性からの解放
「Visual WAO」を使用することで、Webブラウザを介さない軽快なレスポンスが実現でき、一般的なWebシステムのようなブラウザ依存の問題から解放されます。ブラウザの種類やバージョンによる動作の違いに悩むことがなくなり、セキュリティ面でも安心できます。つまり、チェプロの提供する「Visual WAO」は、ITシステムにおける様々な課題を解決するための頼もしい味方なのです。
株式会社チェプロについて
チェプロは1997年に設立され、企業のニーズに対する高品質なソフトウェアや技術、サービスを提供しています。「ソフトウェアのコア技術および開発ツールの開発・販売」「基幹業務システムの設計開発・販売」「トータルシステムコンサルティング」といった分野でビジネスを展開しており、数々の賞を受賞しています。ユーザーの声を基にした革新を追求する企業として、今後の成長が期待されます。
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チェプロ公式サイト