新たな太陽光発電予測サービス登場
再生可能エネルギーの安定供給を実現するためには、発電出力の変動を事前にしっかりと把握する必要があります。この度、気象データを駆使した低価格の太陽光発電予測サービスを提供しようと、私たちはクラウドファンディングに挑戦します。このプロジェクトは2020年6月にサービスを開始する予定で、現在のところ支援者を募集中です。
クラウドファンディングの背景
再生可能エネルギーは、その特性上、天候の影響を受けやすいです。特に太陽光発電は、気象条件によって発電量が大きく変動するため、事前にどれだけの電力が得られるかを予測することが求められています。これまでの太陽光発電予測サービスは、大手気象会社が多くを占め、高額な料金設定が一般的でした。しかし、私たちの目指すサービスは、アルゴリズムを堅固に設計し、ユーザーが初期設定や調整を自ら行えるようにすることで、コストを大幅に削減します。
私たちのプロジェクトが成功すれば、価格は通常の半額である12万円で年間サービスを提供可能です。この売上は全てシステム開発資金として使われます。
サービスの特徴
具体的には、発電バランスグループに対し、1年間、毎日最新の発電量予測データを提供します。この予測は、過去3日分から当日までの18回更新され、いつでも最新の情報を手に入れられます。また、発電所の所在地や設備容量などの情報を基に、気象庁のスーパーコンピュータで算出された気象予測データを用い、精度の高い予測値を実現します。
このサービスの導入により、再エネ事業者のインバランスリスクを30%〜40%削減し、コスト効率の良い運用が可能になります。もしこのサービスが浸透すれば、リニューアブルエネルギーの利用がさらに促進され、持続可能なビジネスモデルの構築にも寄与することでしょう。
プロジェクトの実績
私たちにはすでに、太陽光や風力の発電量予測においてAIを利用した受託開発やシステム構築の実績があります。具体的には、過去には個別プロジェクトとして、データ解析やアルゴリズムの開発に関わってきました。
それぞれのメンバーが高度な専門知識と豊富な経験を持ち合わせているため、高精度の予測サービスが提供できるのです。
私たちについて
このプロジェクトは、東京大学大学院で学んだ加藤芳樹と、エネルギーベンチャーでの実務経験を持つ加藤史葉が中心となって進めています。私たちは二人三脚で、再生可能エネルギーをより良いものにしていくため、日々努力しています。私たちの提案する新しいサービスが、より多くの人々に支持されることを願っています。
詳しい情報は
こちらのウェブサイトからご覧いただけます。
未来への期待
低炭素社会の実現に向けた大きな一歩として、このプロジェクトが成功を収めることを心から願っています。また、2020年2月4日には、気象ビジネス推進コンソーシアム主催のフォーラムに登壇し、私たちのアプローチについて皆様にお伝えする機会があります。ぜひご参加いただき、私たちのビジョンを直接お聞きいただければと思います。私たちと共に、持続可能な社会の実現に向けて、一歩ずつ前進していきましょう。