沖縄からタイへ!高校生が国際理解を深める旅
沖縄県立コザ高等学校の生徒たちが、JENESYS派遣プログラムの一環として、タイ・バンコクへ友好交流の旅に出かけます。このプログラムは、外務省が推進する対日理解促進交流プログラムであり、日本とアジア地域との交流を促進することを目的としています。今回の派遣には、高校生9名と引率教員1名が参加し、2025年2月4日から11日までの期間に様々な活動を行います。
日程と交流内容
旅の始まりは2月4日、那覇空港から出発です。仁川国際空港を経由してスワンナプーム空港へ到着します。翌日には、在タイ日本国大使館やタイの社会開発・人間安全保障省を表敬訪問し、JENESYSの同窓生たちとの交流活動を行います。また、JICAタイ事務所を視察し、政府開発援助(ODA)や国際協力について理解を深めます。
その後は学校交流にも参加し、タイの学生とのコミュニケーションを通じて、友好の輪を広げます。特に2月6日と7日には、Satriwithaya SchoolやAmnuay Silpa Schoolでの交流が予定されています。この機会を活かし、学生たちは互いに国の文化や習慣についての発表を行いながら、国家間の友好を深めます。
ホームステイと文化体験
交流の後は、タイのホストファミリーのもとでのホームステイが待っています。家庭生活を体験することで、異なる文化や習慣についての新たな発見があるでしょう。生徒たちは、タイの家庭に身を置くことで、日々の生活や価値観に触れる機会を得ます。これにより、国際的な視野を広げることが期待されています。
日本の魅力を発信
プログラム期間中、生徒たちは訪問先の人々に日本の魅力を積極的に紹介し、彼らの興味を引くことにも取り組みます。この交流を通じて、両国の友好関係をさらに強化するためのネットワークの構築にも貢献します。帰国後には、報告会を行い、渡航成果や自らの体験を発表する機会を得ます。
海外派遣での学び
JENESYSプログラムは、参加者に日本の多様性や美しさを理解し、国際社会での役割を自覚させる貴重な経験です。同時に、国際感覚を養うことで、自分たちの将来についての視野を広げることも目指しています。将来のリーダーとなる若者たちにとって、この交流は大きな意味を持つことでしょう。
この貴重な経験が生徒たち一人一人にとって、国際理解と友好の架け橋となることを期待しています。彼らの成長とともに、未来のより良い国際関係の構築へとつながることを願ってやみません。