高校生が描く海の未来
株式会社フォーバルは、2023年11月2日に開催された『うみぽす甲子園2025』の決勝プレゼン大会において、審査員として参加しました。この大会は一般社団法人海洋連盟が主催し、次世代の若者が海の未来について考え、自らのアイデアを発表する重要なイベントです。
イベントの概要
『うみぽす甲子園2025』は、全国の高校生を対象にしたコンテストで、今年で4年目を迎えます。今年は273チームが応募し、その中から厳選な審査を経て選ばれた10チームが決勝に進出しました。各参加チームは、海と人のつながりをテーマにした具体的な取り組みを発表しながら、ポスターをブラッシュアップし、プレゼンテーションの準備を行いました。
参加チームは、5分間のプレゼンテーションを行い、グランプリや特別賞などの各賞が決定されました。この大舞台では、フォーバルからF-Japan推進統括部の柳田尚希が審査員を務め、『地方創生・フォーバル賞』を授与しました。
コンテストの魅力
特に注目すべきは、このコンテストの根底にある「海を介して人と人がつながる」という理念です。海の現状について考え、周囲や社会と連携して課題を解決する意欲が評価されました。参加者たちは海洋環境問題を自身のテーマとして選び、斬新な解決策を提示しました。
決勝大会では、参加者の情熱と知恵が詰まったポスターや活動実績が展示され、観客はその取り組みの深さに感銘を受けました。そして、全チームが自分たちのアイデアを最大限に表現し、聴衆を魅了しました。
各賞の発表
大会の結末では、審査員特別賞や準グランプリ、グランプリがともに発表され、それぞれの受賞チームには記念の賞状が授与されました。特に『地方創生・フォーバル賞』を受賞したのは、愛媛県の三崎高校せんたん部ウニ班。彼らは地域の特産品である「赤ウニ」をテーマに独自のプレゼンを行いました。彼らのコメントには、緊張しながらも全力でプレゼンに挑んだ感想が語られ、地域の魅力を全国に広めたいと熱く語っています。
大会の様子を全国に発信
大会の模様はYouTubeでライブ配信され、多くの方がその様子を楽しむことができました。配信された動画はアーカイブとしても残されており、後からでも視聴可能です。
フォーバルと海の未来
フォーバルはESG経営を可視化し、次世代経営コンサルティングを行う企業として、地域創生や海洋プログラムへの取り組みを応援しています。このような活動を通じて、次代のために持続可能な社会の実現に貢献していきたいと考えています。特に『うみぽす甲子園』は、若い世代が自らの力で未来を切り拓いていくきっかけを提供する大切な場です。参加チームの中から新しいリーダーが生まれることを期待しています。
未来を見据えた海洋教育は、これからの社会においてますます重要な役割を果たします。本大会を通じて、若者たちの情熱とアイデアが波のように広がり、地域や海洋の持続可能性を高めていくことに期待が寄せられます。これからも、フォーバルは未来を担う若者たちの挑戦を支援し続けていきます。