今年の七夕に合わせて、特別なショートフィルム特集「退屈な世界から宙(ソラ)へ ― mystery of stars and nature」が、オンライン映画館BSSTOで公開されます。この特集では、世界各国の映画祭で評価された4作品を通じて、伝統的な七夕の精神を現代的な視点で捉え直した作品群が披露されます。
本特集の一番の魅力は、これらの作品が多様な「願い事」をテーマにしている点です。情報過多で渇いた現代社会に生きる登場人物たちが、各々の方法で「宙」を仰ぎ見て、自身の願いを表現していく様子が描かれています。
まず注目すべきは、ベルギー製の短編『空のその先へ』です。この作品では、理不尽な衝動に駆り立てられ、空の先を目指す少年たちが描かれています。彼らが目指すものは何か、それは否応なく観る者を引き込む神秘的な体験となることでしょう。
次にスイス制作の『灯りが消えたとき』。現代のスマートフォンに支配された日常から踏み出す少年のスピリチュアルな成長が描かれています。この作品では、暗闇の中での「何か」を見つけることで、少年がどのように変化していくのかが新鮮な視点で紹介されています。
フィリピンとアメリカ、シンガポールの共同制作による『ある男のうわさ』は、自然災害の後に発見された男を巡るサイエンスフィクションです。人間や自然の脅威と向き合いながら、観る者にサスペンスをもたらします。
また、『11時11分の願い事』では、ケイト・ブランシェットがプロデュースした幻想的な物語が待っています。16歳のパキスタン系アメリカ人の少女ノーリが、片思いの相手に理想的な姿になりたいと願うが、その願いが思わぬ形で彼女のアイデンティティを揺るがす展開が描かれています。
最後は、カナダ制作の『僕らは怖いものなし』。友情の絆を描いたあどけない冒険が、見る者にピュアな笑顔を届けます。
これらの作品は、七夕の夜にぴったりの情緒豊かな映像体験を提供します。夢の中でのような美しい星空や自然の雄大さ、、、それらがもたらす感情に重なり合う映像の美しさは圧巻です。
特に、見上げるような星空の下で過ごす夏の夜の空気感を感じることができるでしょう。これらのショートフィルムは、私たちの日常生活に潜む「ここではないどこか」への衝動を喚起させる作品でもあります。すべての作品の配信期間は3ヵ月間で、簡単にユーザー登録すれば全ての作品を無料で視聴可能です。この七夕、新たな感動体験を味わいに、ぜひBSSTOで作品を堪能してみてはいかがでしょうか。